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GWMが今後5年間の新エネルギーとインテリジェント分野に関する研究開発を目標に1000億人民元の投資を計画

GWM
2021-07-08 13:41 1782

【保定(中国)2021年7月8日PR Newswire=共同通信JBN】GWM(長城汽車)はこのほど、中国保定市の本社で第8回テクノロジーフェスティバルを開催した。GWMのJack Wei会長は開会式で、クリーンエネルギーが主導する次世代スマートカーは、将来の自動車産業の発展において新しいパターンを構成するだろうと強調した。GWMはこれからの5年間で新エネルギー車(NEV)とスマート車両の研究開発に1000億人民元を投資する計画で、より環境に優しくスマートで安全な製品を世界のユーザーに提供する。

正式報告によると、新エネルギー分野でGWMは「Dayu(大禹)」バッテリーを発表した。同バッテリーは異なる化学システムのセルが熱暴走しても火災や爆発が発生することはなく、電気自動車の安全性に関するユーザーの不安を払拭する。ハイブリッド動力の分野では、GWMが世界で初めて発表したL.E.M.O.N.ハイブリッドDHTはシーンインテリジェンスに基づいてガソリンから電気に切り替えることが可能で、都市部での走行状況では50%以上の燃料節約率を実現する。幹線道路での走行状況で車両の速度が上がれば上がるほど、燃料の節約率も高くなる。水素エネルギーの面では、GWMは燃料電池を保護するために、活性炭と合成繊維を含んだ4つのエアフィルターエレメントを備えたカソードエアクリーナーを開発した。有害物質を強力に吸着・ろ過し、燃料電池システムのサービス寿命を効果的に保護することができる。同社が独自に開発した水素管理システムは能動的にシステムの安全性を監視し、水素貯蔵システムのバルブと供給経路構造を最適化しつつ、車両と人の全面的な安全を保証する。

GWMは「COFIS Intelligence」の1.0から2.0へのアッグレードを進めている。それは全く新しいGEEP電子・電気アーキテクチャーと、L4水準の自動運転をサポートするインテリジェントなワイヤー制御シャシーを採用しており、インテリジェントコックピット、インテリジェントドライビング、インテリジェントサービスの統合とアップグレードを促進し、それによりGWMの車両は40を超えるサービスのシナリオを網羅するスマートトラベルターミナルへと前進する。例えば、GWM iNest 2.0インテリジェントコックピットのハンドルはダッシュボードに対応して左、中央、右側に切り替えることが可能だ。シートは360度回転し、いつでもミーティング仕様にすることができる。先駆的な車内コラーゲン美容システムはスキンケアをサポートする。車載の酸素発生機は家庭と医療における両方の使用ニーズを満たす。GWM IOTの相互接続機能を利用することで車と家庭の相互接続、家庭のインテリジェントデバイスの音声制御が可能になるなど、より豊かな「カーライフ」をユーザーにもたらす。

車両・家庭電気機器の相互接続と360度回転シート
車両・家庭電気機器の相互接続と360度回転シート

GWMは常に「過大な投資、精密な研究開発」の研究開発コンセプトを着実に実行してきた。現在までに、GWMは1万件を超える技術特許が認められている。さらに、同社は精力的に研究開発の人材を採用し、世界各国のさまざまな分野の専門家からなるチームを設立し、約1万5000人の研究開発スタッフを擁している。

今回の1000億人民元の研究開発投資により、GWMはさらに多くのグローバル人材を採用し、その強さを引き続き新エネルギーとインテリジェントの分野に及ぼし、「環境に優しく、インテリジェントでアップデートされた集団的な」発展というGWMの2025年戦略の促進を実現するだろう。

ソース:GWM

ソース: GWM