【シンガポール2021年7月8日PR Newswire=共同通信JBN】
*最新の調査はアジア太平洋(APAC)地域のAI(人工知能)成熟度の最新のトレンドを明らかにし、2020年に企業組織のAI支出の70%は影響を受けなかったか、またはむしろ増加した事実が含まれる
Dataiku(www.dataiku.com/ja )は6日、アジア太平洋(APAC)地域のAI成熟度に関する同社後援のIDC InfoBriefのリリースを発表した。このIDC InfoBriefはアジア太平洋地域におけるAI採用のスナップショットで、価値の提供を加速するための戦略、機能、実践について比較している。特に「IDC InfoBrief - Artificial Intelligence Practices That Deliver Results -(IDC InfoBrief-人工知能の実践導入-確かな成果を達成するために)」は、同地域全体の技術投資と進展に対する今回のグローバルな健康危機が与える影響について明らかにしている。
この調査が強調しているのは、2019年に比べて2020年にはほぼ2倍の数の企業がAIのジャーニーを開始し、既に開始している企業は、AI成熟度をより高く示し、より実験が少なく、より協調的なやり方でより頻繁に実行しているという事実が明らかになったことである。この成熟度の高まりは、AIシステムの体系的な実行と継続的な向上を保証するプロセス(例えばAIガバナンス、MLOpsなど)の重要性の増大によって説明される。
IDC Asia/Pacificの分析・ビッグデータ・人工知能担当準バイスプレジデントで、InfoBriefの執筆者の1人であるChris Marshall博士は「アジア太平洋地域におけるAIの開発は速度を増し続けている。われわれは、孤立したAIパイロット研究から卓越した研究拠点へと移行しており、エンタープライズ・プラットフォーム全体に分散されたlo-code(エルオーコード)AIアプリに向け急速に前進している」と語る。
テクノロジーに関しては、AIに投資している企業の43%が、リソースを統合するためのエンタープライズ・プラットフォームを実装している。今回の調査では、データ、人、プロセスの役割が企業の成熟度に応じて変化するため、テクノロジーだけがパズルの唯一のピースではないことが確認されているが、AIプラットフォームは、AI成長のあらゆる段階にわたりビジネスの加速器になる可能性がある。
DataikuのRichard Jones APACゼネラルマネジャーは「この調査からわれわれが学べるものがあるとすれば、それはAIを基本的なビジネス戦略に組み込んでいる企業組織は、一歩抜きん出てさらにさらに前進しているということだ。今後3-5年で追い付きたい企業はAIへの投資と実行を開始する必要があり、良いニュースは、そうするための多くのベストプラクティスが、追いつくためにすでに実施されていることである」と述べた。
追加的知見はIDC InfoBrief全文
(https://pages.dataiku.com/apac-dataiku-idc-infobrief-2021-japanese )Artificial Intelligence Practices That Deliver Results(人工知能の実践導入-確かな成果を達成するために)を参照。
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