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重要な回復プログラムのフィフティ・ベスト(50 Best for Recovery Programme)の次の段階として、初の「チャンピオン・オブ・チェンジ」受賞者を発表

50 Best
2021-07-06 17:00 1899

ロンドン, 2021年7月6日 /PRNewswire/ -- フィフティ・ベストでは、S.Pellegrinoとのパートナーシップにより、ホスピタリティ部門でパンデミックを契機にして有意義な行動を起こした知られざるヒーローたちを表彰する新たな取り組み「チャンピオン・オブ・チェンジ」の受賞者3名を発表しました。受賞者は以下の通りです。「チャンピオン・オブ・チェンジ」に選ばれたのは、(左から右へ)カート・エバンス、ヴィヴィアナ・ヴァレーゼ、ディーパンカー・コスラの3名の方です。

  • カート・エバンス – アメリカでシェフとして活躍する傍ら、大量投獄を終わらせるため地域社会に貢献している活動家
  • ヴィヴィアナ・ヴァレーゼ – LGBTQ+容認への垣根を取り払うイタリア人シェフ
  • ディーパンカー・コスラ – タイの移民を支援するインド人シェフ・レストラン経営者

 

Champions of Change winners [from left to right]: Kurt Evans, Viviana Varese, Deepanker Khosla
Champions of Change winners [from left to right]: Kurt Evans, Viviana Varese, Deepanker Khosla

 

「チャンピオン・オブ・チェンジ」は、「回復のためのフィフティ・ベスト(50 Best for Recovery)」の活動をさらに発展させるための重要な柱です。「回復のためのフィフティ・ベスト」の基金から各受賞者の活動に多額の寄付を行い、受賞者がプロジェクトを継続できるようにします。

今年の受賞者一人目は、米国フィラデルフィアにあるピザレストラン「Down North Pizza」の共同設立者であるカート・エバンス氏です。このピザレストランでは、以前投獄されていた人々を採用すると同時に、適正な賃金で料理の仕事をする機会を提供しています。エバンズ氏は、大量投獄を終わらせる(EMI:End Mass Incarceration)ディナーシリーズなるものを成功させた活動家であり、また、率先して食料危機と戦う黒人シェフのチーム「Everybody Eats Philly」の共同創始者でもあります。

ヴィヴィアナ・ヴァレーゼ氏, LGBTQ+など多様性を認める啓蒙活動を行い、またミシュランの星を獲得したミラノの「Viva」を再オープンし、シチリア島の新レストラン「W Villadorata」をオープンし、スタッフとサプライヤー面でもインクルーシブに力を入れています。2021年秋には、ミラノにジェラート屋をオープンする予定で、家庭で虐待経験のある人を運営者として採用し、研修を行っています。

インド人シェフのディーパンカー・コスラ氏は、タイがパンデミックに見舞われた時、ミャンマーやネパールからの移民が多く働くバンコクのレストラン「Haoma」を、失業しているバンコク市民のために無料食堂に変えました。彼は「No One Hungry」というキャンペーンへの資金を募りました。ここでは、ホームレスのために無料で食事を用意し、自分自身や家族のためにも食料を受け取ることができます。

世界のフィフティ・ベスト・レストランのコンテンツディレクターであるウィリアム・ドリュー氏は次のように述べています。「カート、ヴィヴィアナ、ディーパンカーの3人に、第1回「チャンピオン・オブ・チェンジ」賞を授与できることを大変嬉しく思います。彼らがこの寄付金を使って素晴らしいプロジェクトをどのように進めていくのか、今から楽しみです。」

「チャンピオン・オブ・チェンジ」賞は、10月5日(火)にフランドル地方のアントワープで開催される2021年度世界のフィフティ・ベスト・レストランの授賞式に先だって発表される特別賞の一つです。

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1556361/champions_of_change_winners.jpg?p=medium600 
ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/1556362/50_Best_Logo.jpg?p=medium600

 

 

ソース: 50 Best