【天津(中国)2021年6月28日PR Newswire=共同通信JBN】中国の大手電動バイクメーカーであるAima Technology(SHA:603529)は6月15日、上海証券取引所(SSE)で新規株式公開(IPO)を行ったと発表した。同社の株価は取引初日に、同取引所の日毎上限値まで高騰した。
Aimaが中国のA株市場に上場されたことで、産業リーダーとしての同社の役割は一層確固としたものになり、変革を加速するための強力な金融支援が提供される。また、同社は世界の電動2輪車業界に巨大な影響を与え、世界市場におけるリーダーシップをさらに強化すると期待されている。
▽Aimaは調達した資金で徹底した変革を加速する
調達した16億8100万元(約2億5970万米ドル)は、主に能力の拡大、テクノロジー研究開発、インテリジェント製造、そして販売ネットワークの構築に使われる。
Aimaのテクノロジー研究開発への投資は最大の関心の的である。2020年12月31日時点でAimaは37の登録著作権に加え、923の中国特許(発明11、実用218、意匠694)を保有している。調達した資金のうち、1億100万元(約1560万米ドル)は同社研究センターの建設に割り当てる。同センターは電動バイクの工業デザイン、主要パーツの設計、クレーモデリング、3Dデジタルモデリング、全体的な性能研究のための施設を一堂に集め、セクターにわたって影響力のある変化が発生する時期においてAimaの強力な推進力として機能する。
▽業界を再形成する下取りブームの中でAimaが株式を公開
Aimaは2021年の販売目標を前例のない1600万台に設定しており、次の3カ月間はさらに野心的な600万車両とし予算を組んでいる。Aimaは資本市場からの支援を受けながらさらに同社の能力を高め、市場シェアを拡大し、製造とチャンネルの優位性を強化する計画だ。
株式を公開したことでAimaは競合他社に対してさらなる競争力を持ち、同社は最終的に、業界全体を再形成するものと予想されている。
▽株式公開は世界中のグリーン経済でAimaの成長を加速する
今回の上場により、Aimaは誰もが知っている名称になり、とりわけ世界的な低炭素経済という背景の中で電動2輪車産業への関心を高めることに寄与する。多くの国が独自の短・中距離モビリティーセクターを構築する取り組みを強めており、その関心の多くが電動バイクに集まっていることから、今日想像できることの全てを超えた激烈なレベルの市場競争に近づいていると警告されている。Aimaはゲームの極めて早期の段階で国際的な拡大に乗り出し、今回の上場を同社の世界的成長をさらに加速するチャンスとする。
Aimaにとって株式を公開することは終着点ではなく過去20年の絶え間ない取り組みの証明であり、次の成長段階への出発点である。Aimaは技術イノベーションを大きな推進力に使い、資本市場の支援を受けながら、中国製電動2輪車産業のより明るい未来をリードすると期待されている。
▽Aima Technologyについて
1999年創立のAima Technology Groupは、再生可能エネルギー源を利用した個人輸送における世界のリーダーになることに全力を注いでいる。Aimaは消費者中心の革新的システムの創出と実装を通し、健全な成長の維持に成功している。10年を超える開発期間を経て、Aimaは中国最大のeバイクメーカーになった。より詳しい情報はAimaの公式ウェブサイト(https://www.aimatech.com/ )を参照。
ソース:AIMA Technology