- この成果は、自然にプラスチックを残さないというコロナの長期目標における次の一歩
- World Oceans Week(世界海洋ウイーク)に向け、コロナは目を見張るような拡張現実(AR)体験「Plastic Reality(プラスチックリアリティー)」をリリース、コロナのゼロプラスチック追求に参加するよう人々をエンパワー
- この拡張現実(AR)ツールは、その種では初めて、人々に自分たちのプラスチック消費を示し、それを削減するヒントを提示する
ロンドン
2021年6月14日
/PRNewswire/ -- コロナ(Corona)はプラスチックフットプリントのネットゼロを達成した初の世界的飲料ブランドになった。これはコロナが世界に供給するプラスチックよりも多くのプラスチックを環境から回収することを意味する。この成果は消費者向けパッケージ商品の持続可能性リーダーになるというコロナのビジョンの一環であり、世界の海とビーチを海洋プラスチック汚染から守るのを支援する同社の長期的取り組みにおける最新の結果である。
この画期的な業績が達成されたのは、コロナの世界的事業が大手気候ソリューションプロバイダーのSouth Poleによる3RI Corporate Plastic Stewardship Guidelines(3RI企業プラスチック管理指針)(https://www.3rinitiative.org/guidelines-for-corporates )の広範な外部評価を受けた後のことだった。この評価では、コロナの商品と配送物流プロセスを通して残ったプラスチックの使用が測定された。また、この画期的な業績が達成されたのは、メキシコのリサイクル工場であるMexico Reciclaへの大規模投資など、コロナのプラスチック軽減活動の影響を算出するVerra Plastic Waste Reduction Standard(Verraプラスチック廃棄物規格)が行われた後のことだった。こうした軽減に向けた取り組みにより、いま、コロナは同社のプラスチックフットプリントよりも多いプラスチックを回収している。
コロナのマーケティング担当グローバル上級副社長Felipe Ambra氏は「ビーチで生まれ、自然と深く結び付いたブランドとして、コロナはわれわれの環境と海への協力者になるために、できる限りのことを行う責任を負っている。プラスチックフットプリントのネットゼロを達成した初のグローバル飲料ブランドになるということは、プラスチック汚染から世界の海とビーチを守ることに貢献するコロナの幅広い熱意としては最も新しいものだ。しかし当社だけでそれを成し遂げることはできない。コロナが拡張現実体験のPlastic Realityを創出した理由はそこにある。Plastic Realityにより、人々は自分の家庭のプラスチック年間フットプリントを知ることができる。自分の1年相当の、リビングルームでのプラスチック量を知ることは、まさに目が覚めるようなことだ。それにより、人々が自分のプラスチックの使用と環境に与える影響を低減する刺激になることを願っている」と述べた。
Plastic Realityのユーザーは、自分の消費慣行に関する何問かの基本的な質問に答えることで、プラスチックの年間フットプリントの見積もりを知ることができる。次に、まるで浜辺を洗う海水のようにユーザーの物質世界にわたってしぶきを跳ね上げながら、カラフルなARのプラスチックを通してそのフットプリントが可視化される。そこからPlastic Realityは、プラスチックがどのようにして自然に影響するのかを提示する汚染されたビーチパラダイスへの仮想ポータルを開き、プラスチックフットプリントを減らす行動をとるようユーザーを促す。より詳しい情報およびPlastic Realityを試すにはwww.PlasticReality.com を参照。
South Poleのプラスチック担当シニアマネジングコンサルタントのIrene Hofmeijer氏は「コロナは業界に高い基準を設定している。コロナが現在行っている商品再設計の取り組みにより、同社は必要としないプラスチックを徐々に減らすだろう。そして同社のMexico Reciclaへの投資は、現在のプラスチックフットプリント、つまり自然の中に失われたプラスチックに対処するのに必要なものを大きく超えている。われわれは、コロナがプラスチックの使用量を削減し、メキシコの回収およびリサイクルのインフラを強化していることを祝福する。それがなければ、循環経済の見通しが立たないだろう」と述べた。
コロナがプラスチック・ネットゼロを達成したことは、プラスチックフットプリントを完全に排除する同社の長い旅の新たな一歩である。コロナ・プラスチックフリーチャレンジ(Corona Plastic-Free Challenge)(https://www.100accelerator.com/en/challenges/corona )では、サプライチェーンからプラスチックをさらに削減、あるいは排除する新しいアイデアまたは技術をコロナが発見することを手助けしてくれる世界中の熱意ある起業家を求めている。それに加え、コロナは主要商品の再設計に投資している。例えば、コロナが輸出する全ての缶は、今年末までにプラスチックリングを使わないものになる。
Ocean GenerationのRichard Hill最高経営責任者(CEO)は「サプライチェーンからプラスチックを完全に排除することに向かうコロナの最初の重要な一歩を歓迎する。このプラスチックフットプリントのネットゼロ認定は、商品が地球に残すプラスチックフットプリントに対するコロナの認識と、緩和に向けて開始した一連の実践的ステップを実証している。われわれは、自然の中にプラスチックを残さないというコロナの最終目標を達成するため、同社と協力するのを楽しみにしている」と述べた。
こうした取り組みの基礎にあるのは、コロナがプラスチック汚染から世界の海とビーチを守る支援をすることに長期にわたって深く関与してきたことである。コロナはこれまでに1400回以上の清掃活動を実施し、6万8000人を超えるボランティアを動員し、4400万平方メートル以上のビーチからプラスチック廃棄物を収集した。より詳しい情報はhttps://protectparadise.com を参照。
▽コロナ(Corona)について
コロナはメキシコで誕生した同国の大手ビールブランドで180カ国以上に輸出され、世界中で最も人気のあるメキシコのビールである。コロナ・エキストラ(Corona Extra)は1923年、メキシコ市のモデロ醸造所で初醸造された。コロナはビール業界のパイオニアであり、その純度と高い品質を世界に示すために、初めて透明なボトルを使用した。ボトルに描かれた図柄は当社のパッケージングとメキシコの伝統への品質に対する約束を強調している。
コロナはライムがあって初めて完璧になる。特性、フレーバー、爽快さを自然に加えるライムの儀式は真にコロナだけが持つ体験を味わう上で不可欠だ。コロナブランドはビーチの代名詞であり、屋外での時間を祝福する。コロナは人々が休み、リラックスし、人生のシンプルな喜びを楽しむよう誘う。
コロナはプラスチックへの深い関与を継続している。2017年にParleyと結んだパートナーシップは、2020年までに100の島を保護するミッションを達成すること、そして世界的な清掃活動を継続的に展開することに極めて大きな影響があった。コロナはプラスチックの他にも野心的な持続可能性の目標を持っている。最近、コロナは廃棄物の削減を目的に、大麦の残りを紙パッケージに変える新技術を試行する「The barley pack(大麦パック)」を開始した。
メキシコにおけるコロナの世界ガラス量の60%は返却・回収ができるリターナブルで、最近ではこれをドイツにも拡大し、当社は近い将来に異なる地域でもリターナブルボトルの大規模化を図り、全てのボトルを再利用する計画である。
▽South Poleについて
South Poleは全世界に500人の専門家を擁して18のオフィスを持つ、大手のプロジェクト開発企業であり世界的な気候ソリューションのプロバイダーである。South Poleは気候と持続可能性の道程に関して1000を超える企業や組織と協力し、リスクを緩和して価値を創出しながら企業や組織が気候に与える影響を低減することに貢献している。同社の専門知識はプロジェクトファイナンス、気候リスク分析、そして炭素、プラスチック、再生可能エネルギークレジットといった環境商品の開発などを網羅している。South Poleは現在までに約1億トンのカーボンフットプリントを除去、削減、または防ぐことに貢献した約1000のプロジェクトに気候ファイナンスを導入した。より詳しい情報はwww.southpole.com を参照するか、LinkedIn、Twitter、Facebookで同社のフォローを。
▽Anheuser-Busch InBevについて
Anheuser-Busch InBevは株式公開企業(Euronext: ABI)で、本社はベルギーのルーヴェンにある。メキシコ証券取引所(MEXBOL: ANB)と南アフリカ証券取引所(JSE: ANH)に二次上場をしており、ニューヨーク証券取引所に米国預託証券がある (NYSE: BUD)。同社の夢は人々を結集してより良い世界を作り出すことだ。オリジナルのソーシャルネットワークであるビールは、何千年にもわたって人々を引き付けてきた。同社は、時間の試練に耐える優れたビールを創り出すことにこだわり、最高の自然素材を用いて最高のビールを醸造することに取り組んでいる。同社の多様なポートフォリオには500社以上のブランドが含まれている。それはBudweiser(R)、Corona(R)、Stella Artois(R)、そして多国間ブランドとしてBeck's(R)、Hoegaarden(R)、Leffe(R)、Michelob Ultra(R)があり、またローカルな有名企業としてAguila(R)、Antarctica(R)、Bud Light(R)、Brahma(R)、Cass(R)、Castle(R)、Castle Lite(R)、Cristal(R)、Harbin(R)、Jupiler(R)、Modelo Especial(R)、Quilmes(R)、Victoria(R)、Sedrin(R)、Skol(R)などである。同社の醸造業に関する伝統は600年以上も前から続くものであり、その活動はいくつもの大陸と世代に及んでいる。同社は、ベルギーのルーヴェンにあったDen Hoorn醸造所に欧州におけるルーツを持つ。そこから、進取の気性を持ち、米国セントルイスにあるAnheuser & Co醸造所に活動の範囲を広げた。また、ヨハネスブルグのゴールドラッシュの時代に南アフリカにCastle Breweryを設立した。ブラジルにおける最初のビールブランドBohemiaを手がけたのも同社である。先進国や発展途上国の市場に地理的にバランス良く展開することで、同社は集団的強さを発揮し、世界の約50カ国に約16万4000人の従業員を擁している。2020年のAB InBevの報告によると収益は468億米ドル (合弁会社および関連会社を除く)。
▽Ocean Generationについて
Ocean Generationは科学とストーリーテリングの10年にわたる経験と若手集団のフレッシュなエネルギーを併せ持っている。サー・デービッド・アッテンボロー(Sir David Attenborough)から「われわれの時代で最も重要な映画の1つ」と称えられたドキュメンタリー「プラスチックの海(Plastic Ocean)」から始まったOcean Generationは現在、海の脅威に対処する包括的な世界的運動を拡大している。
Ocean Generationは人間と海の健全な関係を回復するため、人間の脅威を受けない海がある世界を一世代以内に構築することに専念している。「海の問題を深く理解する最初の世代として、われわれはその問題をなくせる最後の世代でもある。われわれはOcean Generationだ」
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