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CGTN:中国の貧困との闘いにおける教育:誰一人としてとり残さない

CGTN
2021-06-11 15:54 1711

【北京2021年6月11日PR Newswire=共同通信JBN】中国の古い格言に言う。「井戸を掘るためには浅い穴から始め、最後に深い穴を得る」と。この意味するところは、長い旅は一歩から始まるということである。出典は約1500年前に書かれた本「Liu Zi·· Chong Xue」である。

中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は、教育を、2020年に達成された中国の絶対的貧困の根絶のための「井戸を掘る」最初の基本的なステップと見なした。

▽世代を超えた貧困移転の防止

中国北西部・陝西省延安にある楊家嶺福州希望小学校は、当時中国共産党福建省書記だった習近平氏が地元の起業家に未開発地域の学校建設を働きかけたことを受け、1995年に中国南東部・福建省の省都である福州市からの寄付金により改装された。

習氏は2015年、この学校を訪れた時、「子どもたちがスタートラインで遅れないようにしなさい」と語り、貧しい地域の開発における重要な要素として教育を強調した。

かつては洞窟内に1人の教師と1つの教室しかなかったこの学校は、政府や社会の支援を受けて急速に変貌した。現在は4階建ての建物に近代的なマルチメディア教室が設置されており、生徒は学校で無料の昼食を取ることもできる。

2020年に発表された中国教育省(MOE)の統計によると、無料の食事や学校施設の改善を含む中国の教育への総投資は、過去3年間に毎年8%超増加した.

2021年4月に発行された中国の貧困撲滅に関する白書によると、同国は2013年以来、貧困地域での9年間の義務教育の提供を強化するために10万8000の学校を改修した。

習氏は「貧困削減は、無知を減らすことから始めなければならない。したがって、農村部の子どもたちに良い教育を与えることは、貧困救済において重要な課題であり、貧困が世代間で受け継がれるのを阻止するための重要な手段でもある」と述べた。

▽教育格差の縮小

習近平氏は社会的平等の基礎としての教育の平等に関し、様々な機会に農村部と都市部の間の教育資源と質の格差を縮小することの重要性を強調してきた。

MOEによると、第13次5カ年計画期間(2016-2020年)に、中国の中央政府予算は義務教育支援のため約7495億元(1146億ドル)相当の補助金を割り当て、資金の90%は農村部に投資された。たとえば、貧しい農村世帯出身の生徒には、彼らの学習を支援するため政府から生活手当が支給された。

中国の貧困緩和に関する2021年の白書は、資金難による田舎での脱落者はなかったと述べている。現在、農村部の貧困世帯のすべての子どもが9年間の義務教育を受けることができており、2020年の修了率は94.8%だった。

中国の教育がデジタル化するにつれ、インターネットインフラが都市部と農村部の教育格差を埋めている。全国の初等、中等学校はすべてインターネットに接続されている。

楊家嶺福州希望小学校の生徒たちはいまや、インターネットを利用して大都市の提携校とリアルタイムで授業を共有する「インターネット教室」を体験できるようになった。

有利な政策はまた、より多くの貧しい学生を登録し、卒業生の雇用を拡大し、職業教育を通じて学生が貧困から脱却することを助けるために活用されてきた。

貧困家庭出身の中学校と高校の卒業生800万人超が職業訓練を受け、514万人の貧しい学生が高等教育を受け、主要な高等教育機関は指定された農村部や貧困地域出身の約70万人の学生を受け入れた。

https://news.cgtn.com/news/2021-06-10/Education-in-China-s-fight-against-poverty-Leaving-no-one-behind-10XpqIElk1q/index.html

ソース:CGTN

ソース: CGTN
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