ニュルンベルク、ドイツ
2021年5月31日
/PRNewswire/ -- シュピールヴァーレンメッセ社の経営を20年に亘り取り仕切ってきたエルンスト・キック(CEO)とハンス=ユルゲン・リヒターが当社の規定通り6月30日付で取締役を退任します。両名は約20年間、世界の玩具業界を代表する当見本市の運営に並々ならぬ情熱を傾け、常に世界中のマーケット動向を注視しながら将来を見据えて、シュピールヴァーレンメッセ社の成長とサービスの向上を目標にしてきました。
エルンスト・キックは2002年からCEOを務めてきましたが、在任中にシュピールヴァーレンメッセ社は大いに発展し、とりわけ玩具業界を牽引するというシュピールヴァーレンメッセの役割を確立させました。キックの大きな功績には、シュピールヴァーレンメッセでのニーズにマッチした製品グループの再編と販売店様を対象にした特別エリアの設置も含まれます。また、「トイアワード」と毎年のトレンドを発表することも彼の革新的な戦略によるもので、現在いずれも玩具業界が絶賛する企画になっています。さらにエルンスト・キックは各国代表部のネットワークをよりプロフェッショナルなものにし、子会社の設立、ドイツ国外の見本市との提携ならびにパビリオン参加など、注目の成長マーケットでの国際化を強力に押し進めました。ニュルンベルクの本部においては、彼のリーダーシップにより従業員数が16名から60名に増えました。
ハンス=ユルゲン・リヒターは2005年にシュピールヴァーレンメッセ社の経営陣に加わり、法務と協会員担当の責任者を務めてきました。2002年エルンスト・キックの就任までの半年間、弁護士として暫定的にシュピールヴァーレンメッセ社のCEOを務めていたこともあります。2013年2人はシュピールヴァーレンメッセの商標をドイツ特許商標庁に出願し、登録されるという大きな仕事を成し遂げました。
エルンスト・キックとハンス=ユルゲン・リヒターの任期最後の1年は計画通りにはいきませんでした。「私どもは長年ともに歩んでくれた仲間に個別にお別れをしたかったのですが……」とキックは語ります。新型コロナウイルスのパンデミックにより思いもかけない状況が生まれましたが、シュピールヴァーレンメッセのコンセプトを新しくし、デジタル化を加速させ、すでに各部門出身の後継者たちがその状況に速やかに対応しています。クリスティアン・ウルリッヒ、フロリアン・ヘス、そしてイェンス・プフリューガーが7月1日よりシュピールヴァーレンメッセ社の責任者となります。「リヒターと私は3人の新経営陣が玩具業界の力強いエンジンとなって、シュピールヴァーレンメッセ社を更なる成功に導いてくれると信じています。私どもはこれまで通り見本市の有益性と存続を信じています」とエルンスト・キックは総括します。
Spielwarenmesse eG
Spielwarenmesse eG(シュピールヴァーレンメッセ社)は、見本市を運営するほか、玩具をはじめ様々な消費財市場をマーケティングするサービスプロバイダーで、ドイツ南部の都市ニュルンベルクに本部があり、同地で世界最大規模を誇る国際玩具見本市である『シュピールヴァーレンメッセ(Spielwarenmesse®)』のほか、文具の専門見本市『インサイツX (Insights-X)』を主催運営しています。また、ドイツ国外で開催される玩具見本市に共同出展を案内するパビリオン『World of Toys by Spielwarenmesse eG』も展開しています。シュピールヴァーレンメッセ社は世界90カ国以上に代表部を置いているほか、中国市場専門の上海支社も設置しています。ロシア・モスクワでは『キッズ・ロシア(Kids Russia)』を主催するGrand Expo社に協力しています。ニュルンベルクにある子会社ローテン・ライター社(Die roten Reiter GmbH)は、消費財や資本財産業に特化したコミュニケーション・エージェントです。そのほか、詳細は公式サイトwww.spielwarenmesse-eg.com でご案内しています。
Photo - https://mma.prnasia.com/media2/1520824/spielwarenmesse.jpg?p=medium600
Logo - https://mma.prnasia.com/media2/1167105/Spielwarenmesse_eG_Logo.jpg?p=medium600