【北京2021年5月24日PR Newswire】世界最大のタワークレーンメーカーでもあるズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.、中聯重科)は5月17日、中国中部にあるスマートタワークレーン工場の第2期分を稼働させた。
こうして、総面積49.33ヘクタールのスマート工場は世界最大の風車用タワークレーンを生産している。18億元の固定資産投資で、年間200億元の生産額を生み出すと見込まれている。
ズームライオンは、工場の操業と並行して、1つのスマートプラント、2つの「灯台」ワークショップ、換言すれば世界で最も先進的なワークショップ、3つのスマート立体倉庫、4つの無人生産ラインを特徴とする生産パターンをつくり上げ、総合的インテリジェント製造への道をさらに一歩踏み出した。
同社は現在、63トンメートルから2万トンメートルまで全シリーズのタワークレーンを生産することができる。タワークレーンは18分ごとに組み立てラインを離れており、国内や海外の同業他社の中でも最高水準の速度である。
これまでに15万基を超えるタワークレーンを製造し、世界中の建設プロジェクトを支えてきたズームライオンは、長年にわたり世界トップのシェアを誇っている。
ズームライオンのTang Shaofang副社長は、常徳市にあるスマート工場はデジタルでグリーンな包括的アップグレードを完了、ワールドクラスのサイズと品質のタワークレーンの生産が可能になったと語った。
同社は17日、風力タービンの巻き上げに使用される世界最大級のラフィングジブ・タワークレーン「LW2340-180」の引き渡し式を開催した。同製品は、最大定格吊り荷重180トン、固定最大揚程180メートル、最大作業範囲68メートルで、設備容量6メガワットの陸上風力発電機の巻き上げが可能。
ズームライオンは、スマート製造拠点を中国東部各地に建設することで世界最強のタワークレーンメーカーのひとつになるべく、スマート、デジタル、グリーンな変革を加速させている。
オリジナルリンク:https://en.imsilkroad.com/p/321623.html
ソース:Xinhua Silk Road