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ハイセンスのブランド価値が急上昇、2025年までに470億ドルの売上高達成を目指す

Hisense
2021-05-21 14:36 3483

【ロンドン2021年5月21日PR Newswire=共同通信JBN】カンター(KANTAR)とGoogleは最近「2021 Top 50 BrandZ Chinese Global Brand Builders Ranking Report」を発表した。世界の86万人以上の消費者の消費性向に関する調査で、ハイセンス(Hisense)はリストで7位を獲得し、家電業界では1位にランクされ、5年連続でトップ10ブランドの座を維持した。ハイセンスは「Top 20 Chinese Star Brands in Emerging Markets」ではリストで8位、家電業界では1位にランクされた。

「BrandZ TOP 50 Chinese Global Brand Builders 2021」でハイセンスが7位に
「BrandZ TOP 50 Chinese Global Brand Builders 2021」でハイセンスが7位に

パンデミックの影響を受けたものの、ハイセンスは海外事業を成長させるためにブランド構築への投資を継続した。ハイセンスの2020年海外売上高は79億3000万ドルで、総売上高の40%近くを占め、前年比18.2%増えた。2021年第1四半期のデータは、ハイセンスの海外売上高比率が42%を超えたことを示している。ハイセンスのグローバリゼーション戦略目標によると、ハイセンスは2025年までに470億ドルの売上高の達成を目指しており、このうち海外市場が全体の50%を占める。

「BrandZ TOP 20 Chinese Brand Stars 2021」でハイセンスが8位に
「BrandZ TOP 20 Chinese Brand Stars 2021」でハイセンスが8位に

ハイセンスグループのJia Shaoqian社長は「ハイセンスのグローバリゼーションは、製品開発、製造、ブランディング、マーケティングの包括的なものでなければならない」と述べた。

ハイセンスは1985年に海外との取引を開始し、1996年に南アフリカ法人を正式に設立し、最初の海外生産拠点を建設した。現在、ハイセンスは世界中の54社に9万人の従業員を擁し、16の研究開発センターと16の生産拠点を有している。最先端の技術革新から現地化された製品設計まで、ハイセンスはブランド構築を継続的に強化することにより、ローカリゼーションとグローバリゼーションのプロセスを徐々に加速している。

有名な地元のブランドを買収することは、ハイセンスのグローバリゼーション戦略の主要な部分であり、ハイセンスの異文化間管理能力にとってはチャレンジだ。TVS REGZA株式会社(旧東芝映像ソリューションズ(「TVS」))の買収を例にとると、ハイセンスはローカライズされた管理の原則を採用している。すべての部門の役職は日本人管理職によって運用、副役職は本社から任命されており、これも従業員の活力を積極的に刺激している。

ハイセンスはまた、地域社会への貢献が認められている。南アフリカのHisense Appliance Industrial Park Project(ハイセンスアプライアンス工業団地プロジェクト)は、ハイセンスが地元の製造業の持続可能な開発を推進しただけでなく、雇用機会を創出し、南アフリカでの金融的および社会的発展を成功裏に増加させたため、UNOSSC(国連南アフリカ協力事務所)から注目すべき事例として言及された。

ハイセンスはブランド構築の観点からSport IPの構築を主張し、感覚に訴えるコミュニケーションを強化するためスポーツを消費者へのリンクとして使用している。ハイセンスは2016年以来、Euro 2020やFIFAワールドカップなどのトップイベントを後援している。また、ハイセンスはグローバリゼーションとブランド活性化を加速し、グローバルなサッカークラブPSGとeスポーツ組織FNATICと手を組むことで、市場シェアとブランド資産価値の大幅な増大を達成した。

ハイセンスがEURO 2016およびEURO 2020のスポンサーを継続
ハイセンスがEURO 2016およびEURO 2020のスポンサーを継続

現在、ハイセンスはテレビメーカーからマルチシナリオ・ディスプレーソリューションシステム・プロバイダーへと進化した。ハイセンスは家電業界に加え、スマートヘルスケア、スマートシティー、スマートリビングを開発し、世界で最も信頼され、価値のあるブランドを構築している。

ソース: Hisense