【北京2021年5月19日PR Newswire=共同通信JBN】中国の上海で5月15日に開催された第2回 Shanghai Y50 Forum for Innovation and Entrepreneurship(イノベーションと起業に向けた第2回上海Y50フォーラム)によると、デジタル化が大きな発展トレンドになる中、上海はデジタル都市を建設し、より大きなチャンス、より良い条件、より良い環境を備えたイノベーションと起業を完全サポートすることに取り組んでいる。
このフォーラムは2020年4月から開催され、今年は「Thriving in Shanghai and Scoring New Heights - Innovation Synergizes Strength for Shanghai's Digitalization(上海で繁栄し、新たな高みを記録する-上海のデジタル化に向けてイノベーションが強さと協調)」がテーマで、若手起業家にプラットフォームを提供して彼らの考えを共有し、上海の若者のイノベーションと起業の力強い推進役、そして新しいビジネスカードになった。
上海のWu Qing副市長によると、上海は起業家がイノベーションを実現できる新テクノロジーのテスト地へと変わることが期待されている。
実のところ、上海は世界的影響力を持ったデジタル都市を建設することを目標に、データアプリケーションのボトルネックを除去してアプリケーションシナリオの開発を活性化することでデジタル都市としての枠組みを設定することに全力で取り組んでいる。
上海はデジタル工業化と工業デジタル化の促進を加速するため、集積回路(IC)や人工知能といった世界クラスのデジタル産業クラスターの構築を加速するよう提言している。Shanghai Integrated Circuit Industry Association(上海IC産業協会)が発表した統計によると、上海のIC産業は2020年に前年比21.37%増となる2071億3300万元の売上収益を達成した。
生活面でのデジタル化に関する上海の明確な提言によると、便利なデジタル公共サービスシステムを構築し、デジタルによる文化的・創造的産業の供給物を豊かにし、デジタルトランスフォーメーションのシナリオに参加するよう市場関係者を先導し、デジタル化によって都市の活力を刺激する。
Wu副市長によると、公共インフラのデジタルトランスフォーメーションについて、上海は統合オンラインプラットフォームと関連する統一的管理の構築を深め、市民と企業ユーザー向けプラットフォームのホームページの効率が高くなるようさらに改善する。
Wu副市長は、上海は将来、データシナリオの開放を加速し、製造、テクノロジー研究、金融サービス、交易流通といった全ての要素と分野のデジタルトランスフォーメーションを一層促進すると述べた。
フォーラムの開催中にはShanghai 50 Youth Innovation and Entrepreneurship Instituteも設立され、フォーラムの規格化と制度化された運営を促進し、上海のイノベーションと起業のより良いビジネス環境を創出する。
オリジナルリンク:https://en.imsilkroad.com/p/321574.html
ソース:Xinhua Silk Road