【深セン(中国)2021年4月28日PR Newswire=共同通信JBN】Huawei Developer Conference 2021(HDC.Cloud 2021)(2021年ファーウェイ開発者会議)が4月24-26日、中国の深セン大学城(University Town of Shenzhen)で開催された。この毎年恒例のICT開発者イベントには、ソートリーダー、ファーウェイ(Huawei、華為技術)の科学者、一流の技術専門家、尊敬されるオピニオンリーダー、高度なスキルを持つ開発者など、業界最高峰の人材が集まり、最新のICTイノベーションとさまざまな業界でのベストプラクティスを積極的に探り、実践的な経験を得た。HDC.Cloud 2021のメイン会場として深セン大学城は、イベントの成功を確実にし、安定かつ信頼性の高いキャンパスネットワーク向けのファーウェイのCloudCampus 3.0 Solutionソリューションの利点を活用する上で不可欠だった。
2000年に設立された深セン大学城は、中国教育省により承認され、地方政府と一流大学が共同管理する中国で唯一の研究集約型大学グループである。フルタイムの大学院生を育成し、現在約2万人の学生と教員を抱えている。
深セン大学城は、大規模なWi-Fi6ネットワーキングを備えたスマートな科学・教育キャンパスを構築した中国初の学術機関である。この大学は、「1つの番号、1つのコード、1つのネットワーク、1つの画面」という哲学に基づいて戦略を立て、リソースを効率的に共有し、大学固有のニーズに柔軟に対応する理想的なICTプラットフォームを創出した。この新しいプラットフォームは高品質のキャンパスネットワークによって実現され、教師と学生が同等にキャンパス全体でボーダレスサービスと一貫した優れたユーザー体験を享受できるようにしている。
同じ基盤となるネットワークもHDC.Cloud2021の成功に貢献した。その強力な性能のおかげで、すべての参加者は、1000人を超える参加者による屋内アクティビティーから屋外でのハンズオンラボに至るまで、いつでも便利で高速かつ安定したネットワーク体験を楽しんだ。
基調講演とサミット会場:大規模な完全無線アクセスとインテリジェントネットワーキングは、オンラインおよびオフラインのアクティビティーに関する開発者ネットワーク要件を完全に満たしている。
基調講演と催事はスタジアムで開かれ、複数のサミットが1000席を有する講堂で実施された。こうした現場でのイベントはオンラインでもライブ放送され、参加者に格別のオンラインおよびオフライン体験を提供した。
これらの大規模なアクティビティーをスムーズに実行するための鍵は、完全な無線カバレッジ、超ブロードバンド速度、およびインテリジェントなアプリケーション体験保証を備えたキャンパスネットワークである。ファーウェイのCloudCampus3.0 Solutionはまさにそれを実現する。
具体的には、深セン大学城は、ファーウェイ独自の3D無線ネットワーク計画立案ツールであるWLAN Plannerを利用し、無線ネットワークを迅速にモデル化し、信号カバレッジをシミュレートして、実際のオンサイト環境を直感的に反映する。その結果、最適な展開と複雑な環境への柔軟な適応が実現する。
高性能Wi-Fiネットワークを構成するのは、業界で最も強力な超広帯域コアスイッチであるファーウェイのCloudEngine S12700Eおよび、AirEngine 8760-X1-PRO(https://e.huawei.com/cn/products/enterprise-networking/wlan/indoor-access-points/airengine-8760-x1-pro )、AirEngine 6760-X1(https://e.huawei.com/cn/products/enterprise-networking/wlan/indoor-access-points/airengine-8760-x1-pro )を含むファーウェイの主力であるトリプルラジオAPである。この新しいネットワークは、スタジアム、講堂、教室などの多くのシナリオに最適であり、一度に1000人を超えるユーザーが同時にオンラインになっている場合でも、各ユーザーに究極のエクスペリエンスを提供する。
実践ラボ:屋外の高速Wi-Fiは、開発者に優れたネットワーク体験を提供する。
数十のテントが実践ラボとして屋外に配置され、開発者は最先端テクノロジーについて直接学び、ファーウェイのオープンICT機能を直接体験することができた。ファーウェイのCloudCampus3.0 Solutionは、このようなクラウドサービスベースの機能に必要な安定かつ信頼性の高いネットワークを保証した。
特に、独自のスマートアンテナを備えたファーウェイのAirEngine Wi-Fi 6 APは、業界平均よりも20%以上長いカバレッジ距離を提供する。この機能により、屋外での継続的な無線ネットワーキングが可能になり、すべての開発者が中断することなく最新テクノロジーを体験できるようになった。
ラウンジエリア:IoTを活用したスマートライブラリーが違いを創出。
深セン大学城は、図書館のオープンな読書スペースを再利用し、完全に無線のラウンジエリアを創出した。開発者は休憩中に、滝の流れのような電子書籍借入システムを通じて70万冊を超える本のカタログを閲覧することができた。
このことは、スマートライブラリーアプリケーションに完全なWi-Fi6カバレッジを提供するHuawei AirEngineシリーズAPにより可能となった。たとえば、図書館のロボットは、IoTネットワークに基づく無線自動識別(RFID)を使用して、本棚を特定し、本をスキャンすることができる。また、Wi-Fi 6ネットワークを使用して、間違った位置にある本の情報をリアルタイムで報告し、利用可能な本を効率的にカウントする。
O&M保証:インテリジェントなO&Mにより、ネットワークが使いやすく。
効率的かつインテリジェントなネットワークのO&Mは、HDC.Cloud 2021のもう1つの重要な成功要因である。キャンパスネットワーク分析装置であるHuawei iMaster NCE-CampusInsightは、深セン大学城のネットワーク情報センターの管理者にとり非常に役に立つ。詳しくいうと、管理者はビッグデータ分析モジュールとエキスパート体験ライブラリーを使用して、無線ネットワークの問題点を予測し、ネットワーク最適化の提案を得ることができる。また例えば、APロードバランシングの実行、送信電力の調整、チャネルの最適化など、ネットワークをすばやく調整することもできる。iMaster NCE-CampusInsightは、アプリケーションの可視性、品質認識、障害の境界設定など、きめ細かいO&Mを実現することで、開発者に最適なアプリケーション体験を保証する。
深セン大学城管理局ネットワーク情報センター所長のSun Tao氏は「深セン大学城は設立以来、深センの改革・発展のために膨大な数のハイテク革新的人材を育ててきた。われわれのスマート科学・教育キャンパスはすでに2.0の時代に入り、デジタルイノベーション、インテリジェント管理、きめ細かいサービスが本格化している。これにより、キャンパス開発者に高品質のキャンパスネットワークサービスと科学研究環境が提供され、彼らはイノベーションのためにより高いスキルを身に付けることができる」と語った。
Intelligent IP Pioneerに関する詳細な情報はhttps://e.huawei.com/en/case-studies/leading-new-ict/digital-city/2020/higher-education-center を参照。
ソース:Huawei