【深セン(中国)2021年4月8日PR Newswire】世界をリードする発電・産業設備および統合サービスのメーカー兼サプライヤーであるShanghai Electric(「同社」)(SEHK: 02727、SSE: 601727)はこのほど、2020年12月31日に終了した会計年度の監査済み決算を発表した。
2020年、同社の総売上高は前年比7.67%増の1372億8500万人民元、同社株主に帰属する純利益は同7.34%増の37億5800万人民元を達成した。新規受注額は1855億5000万人民元、手元受注額は2760億9000万人民元で、それぞれ前年比8.7%、14.7%の増加だった。同社は10株当たり0.7178人民元の最終配当支払いを提案した。
COVID-19のパンデミックによりもたらされた難局にもかかわらず、Shanghai Electricは様々な事業部門にわたって影響を軽減することにより、卓越した業績を達成した。エネルギー設備事業部門は安定した業績を維持し、前年比21.8%増の559億6000万人民元の売上高を達成した。これは主に、風力タービンと部品事業の急速な成長によるものである。また、エネルギーエンジニアリングサービス、環境エンジニアリングサービス、オートメーションエンジニアリングサービス、インダストリアルインターネットサービス、金融サービス、国際貿易サービスなどを包括する総合サービス事業部門の売上高も増加した。同部門の売上高は、エネルギーエンジニアリングサービス分野の加速した成長を背景に前年比17.9%増の522億3200万人民元となった。
同時にShanghai Electricは、制度的な仕組みの改革、一体化した技術開発、科学研究およびイノベーションへの投資、スマートソリューションの開発、インダストリアルインターネットであるSEunicloud Platformの構築の面で大幅な前進を遂げ、世界クラスの企業になるための道筋を着実に進めた。
2020年に同社は、上海証券取引所の上場委員会から、子会社のShanghai Electric Wind Power Group Co., Ltd.(「SEWP」)のScience and Technology Innovation Boardへの上場承認の取得に成功し、Shanghai Renmin Electrical Apparatus Works(SREAW)と、Shanghai Centrifuge Institute Co., Ltd.の混合所有権の修正を完了した。さらに新エネルギーの消費を推進し、グリーンで持続可能な開発を実現するために、Shanghai Electricはエネルギー転換と、「風力、太陽光、水力、火力、貯蔵インテグレーション」および「ソース、グリッド、負荷、エネルギー貯蔵インテグレーション」で構成される総合エネルギーサービスを積極的に推進した。同社はまた、研究開発への投資を拡大し、5MW超の容量を持つ世界初のブラックスタート風力タービンプロジェクトの立ち上げに成功し、スマートエネルギーソリューションのための完全な技術能力を確立した。
再生可能なエネルギーとエネルギー貯蔵の育成にコミットしているShanghai Electricは、2020年を通して複数のスマートソリューションを正式に開始した。昨年同社は、Shanghai Electric Guoxuan Nantongリチウム電池産業基地のほか、上海の閔行産業区の風力・太陽光統合スマートエネルギープロジェクトと青海省ゴルムド市のShanghai Electric Golmud Meiman Minhangエネルギー貯蔵発電所の操業を開始した。
Shanghai Electric は2020会計年度に「SEunicloud」インダストリアルインターネットプラットフォームに新たに約3万のデバイスを追加し、資産価値は計247億人民元となった。同社はまた、設備ネットワーキングと障害診断からエネルギー立案に至るまで、総合的な15の産業アプリケーションを開発した。同時にShanghai Electric は風力発電のスマートオペレーション・保守、火力発電の遠隔操作・保守、工作機械の操作・保守、エネルギー貯蔵バッテリー、分散型エネルギーを含む、8つの予備的な産業ソリューションを開発した。
Shanghai Electricは今後、戦略、問題解決、成果に方向性を定めた「3歩前進」の開発哲学を引き続き実行する。同社は、デジタル化され、コネクトされ、そしてインテリジェントな未来に向けた産業を加速化させることを目指し、総合的なスマートエネルギーサービスの開発を続ける。
ソース:Shanghai Electric