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Bob Bain ProductionsとBerlin EntertainmentがTVU Networksの技術を採用し、第26回放送映画批評家協会賞授賞式のシームレスなバーチャルプロダクションを実現

授賞式ベテランプロデューサーがクラウドベースのTVU Partylineを活用し、170人を超える出演者のリモート生出演を管理
TVU Networks
2021-03-24 09:30 948

【上海(中国)2021年3月24日PR Newswire】放送映画批評家協会賞はアカデミー賞の前哨戦として注目されていますが、ほぼ全ての候補者が世界各地からリモート出演する形式でアワード授賞式が生放送されたのは、第26回放送映画批評家協会賞が初めてのことです。司会者とごく数人のプレゼンターはバーバンクでロケを行ったのに対し、候補者は自宅や撮影現場から出演しました。このようにして、放送映画批評家協会(CCA)主催の第26回放送映画批評家協会賞は、新型コロナウイルス関連の規制により、主にバーチャル形式で発表されました。

Bob Bain Productions 社と Berlin Entertainment社の番組プロデューサー達は、プリプロダクションの段階で、遠隔地にいる候補者など番組出演者、何百人ものリモート生出演を実現するには、クラウドベースのビデオ会議プラットフォームに一括するのが最適であると判断しました。しかし標準的なビデオ会議プラットフォームでは、制作チームにとっての三大技術的要件を満たすことができませんでした。即ち、1)拡張性があり膨大な出演者数にも対応できること、 2)全ての出演者を1つのクラウドベースのアプリケーションで管理できること、そして、 3)大がかりな設備を必要としないシンプルなセットアップができることです。

そこで、プロデューサー達は、この権威ある番組のバーチャル部分の要件を満たすために、TVU Networks(TVU)と同社のクラウドベースのビデオ会議コラボレーションソリューション「TVU Partyline」(https://www.tvunetworks.com/products/tvu-partyline/ )を採用し、授賞式はThe CW Television Networkで3時間生番組として放映されました。

Spudtek社のシニアテクニカルマネージャーであるラッセル・"スパッド"・マーフィー氏は次のように語っています。「TVU Partylineを使って、まず170人の候補者をクラウド上に集めることから始めました。その後、この単一のプラットフォームの元でTVUトランシーバーをごく数台使うだけで、各出演者をベースバンドにスイッチングすることができました。もし、標準的なビデオ会議ソリューションを使用していたら、遠隔地の候補者ごとに専用のハードウェアをインストールしなければならず、コストがかさみ相当複雑になっていたことでしょう。」

番組当日、遠隔地にいる全候補者は、各自のPCにインストールされている標準的なWebブラウザからリンクをクリックするか、スマートモバイル端末上のTVU Anywhereアプリを使って、TVU Partylineカンファレンスに参加しました。授賞式の生中継が始まる前に、多くの候補者は仮想の「テーブル」毎に振り分けられました。そして、各テーブル毎にお互いの顔を見て談笑することができ、TVU Partylineに搭載されている送り返し映像フィードバック(VFB)機能を使って、一緒に生番組を視聴することもできました。

各部門の受賞者発表にあたって、候補者6人から10人ほどのグループが、それぞれの遠隔地から生出演にスイッチングされました。各部門の候補者は、TVU Partylineの画面上で、プレゼンターの隣の枠に表示されました。受賞者が発表されると、プロデューサーは、TVU Partyline内で受賞者を全画面表示に切り替えましたが、その際に遅延を感じさせることもありませんでした。こうして、26部門の発表は、その夜無事とり行われました。

Bob Bain Productions社の制作担当エグゼクティブであるシェリル・ティーツェル・ムーア氏はこう振り返ります。「番組は願ってもない仕上がりとなりました。本当にTVUのおかげで、最高の作品をお届けすることができました。170人の候補者が1つのプラットフォーム上にバーチャルに集いライブイベントを行うのは、主要なアワード授賞式としては初めてのことでした。TVUは、バーチャル出演者が世界各地の自宅やホテルの客室、あるいは撮影現場のセットからTVU Partylineを使って接続できるように、費用対効果の高い単一のプラットフォームを提供してくれました。」

共同プロデューサーであるオージー・マックス・ヴァルガス氏の言葉です。「TVUは不可能を可能にし、エミー賞やゴールデングローブ賞授賞式よりも多くのリモート生出演を実現することができました。また、非常に迅速な対応をしてくれ、手厚いサポートとトレーニングを行なってくれたことにも感謝しています。」

ソーシャルプロダクションにとって革命的な進展と言えるTVU Partylineは、遠隔地の制作環境にいるメンバー全員が、あたかも同じ物理的空間にいるかのようにシームレスなコミュニケーションを可能にしてくれます。制作スタッフ・タレント・ゲストは、完全なHDビデオ品質・完璧に同期された音声と映像・ミックスマイナスワンのオーディオフィードバックによって、遠隔地からリアルタイムで制作ツールを使用し連携することができます。Partyline内でのコラボレーションは、リアルタイムインタラクティブレイヤー(RTIL)を使用することで実現します。参加者は、簡単な共有URLを使ってPartylineに参加し、全ての番組映像を生で見たり、番組制作中に遅延を感じることなくリアルタイムに掛け合いやディスカッションをしたり、コントロールないし参加したりすることもできます。

TVU Networks社のソリューション担当シニアバイスプレジデントであるジャレッド・ティミンズは、次のように述べています。「大勢のリモート出演者に対応すべく弊社のクラウドプラットフォーム上で容易に拡張可能なライブプロダクション作品を放映するために、この著名な授賞式のプロデューサーを支援できたことを嬉しく思います。TVU Partylineは、エンターテイメントやスポーツ番組制作に適しており、世界中の多くのお客様が、出演者と生の掛け合いもできるような放送品質のリモート映像体験に活用していただいております。」

▽メディア連絡先:http://www.tvunetworks.com.cn

ソース: TVU Networks