【上海2021年3月19日PR Newswire=共同通信JBN】UnionPay International(UPI、銀聯国際)は19日、中南米での大幅な進展により、UnionPay(銀聯)受け入れネットワークが180の国・地域に拡大し、その半分以上がUnionPay(銀聯)モバイル決済を受け入れていると発表した。世界中で5500万もの加盟店がUnionPay(銀聯)カードを採用している。RBRが発表したリポートによると、UnionPay(銀聯)は世界で最も広く受け入れられているカードブランドの1つである。
UPI(銀聯国際)はその広大なネットワークにより、より多くの海外居住者にサービスを提供し、中国と他国との交流を促進し、内外の循環を増大するよう努めている。中国本土以外の67の国・地域で合計1億5000万枚超のUnionPay(銀聯)カードが発行されている。一方、UnionPay(銀聯)は、地元の消費者に提供するサービスを通じ、アジア太平洋諸国および地域の一部でデジタル決済の発展をリードしている。
▽グローバルな受け入れネットワークの幅と深さの拡大
COVID-19の発生以来、UPI(銀聯国際)は非接触取引のユースケースを開発してきた。このような動きは、現在の困難な時代における海外のUnionPay(UnionPay(銀聯)カード)保有者の多様な決済ニーズを満たすことを目的としている。
昨年、中国本土以外の300万の加盟店がUnionPay(銀聯)カードの受け入れを可能にし、欧州、北米、アジア太平洋地域のカバレッジをそれぞれ70%、70%、90%に引き上げた。UnionPay(銀聯)QR決済ないしモバイルQuickPassは現在、ブラジル、ハンガリー、タジキスタンなどの30以上の新しい市場を含む、中国本土以外の93の国・地域の800万を超える加盟店によってサポートされている。UnionPay(銀聯)QRコード加盟店の数は2倍になった。
UnionPay(銀聯)カードは現在、200を超える海外市場の約2200万のオンライン加盟店によってサポートされている。UnionPay(銀聯)は、カード保有者が食品配達やオンライン授業料支払いなどのユースケースに独自の決済サービスを提供することにより、自宅で快適に支払いを行えるようにしている。 UPI(銀聯国際)のオンライン取引量は2020年、前年比約15%増加した。
▽より国際的なブランドへの前進
UnionPay(銀聯)は、フィリピンにおけるパートナーであるCebuana Lhuillier Rural Bankと協力し、2020年末に600万枚のデビットカードを発行した。昨年の「一帯一路」市場で最大のUnionPay(銀聯)カード発行プロジェクトとして、このコラボレーションは、海外のパートナーと緊密に連携することを通じたUPI(銀聯国際)の事業現地化への強い取り組みを実証している。
すべてのUnionPay(銀聯)カード発行プロジェクトは、ロシア、モンゴル、アフリカなどの市場で予定どおり実施されており、昨年は2000万枚以上のカードが発行された。特にアジア太平洋地域では、新しいカードの4分の1がUnionPay(銀聯)ブランドとなっている。世界の航空旅客数は前年比3分の2減少したが、海外で発行されたUnionPay(銀聯)カードの取引量は、地元のカード保有者が日常の購入に使用することで増加している。香港特別行政区、マカオ特別行政区、韓国、パキスタン、ロシア、中央アジアで発行されたUnionPay(銀聯)カードによる購入の90%は、現地で行われている。
香港の東方日報によると、UnionPay(銀聯)のモバイル決済製品は、香港とマカオでの個人消費減少にもかかわらず、取引量の大幅な増加を記録している。パンデミック期間中、取引件数と取引量の両方が400%近く増えた。2年前にリリースされた香港版とマカオ版のUnionPayアプリは、地元のほぼすべてのUnionPay(銀聯)発行者を登録しており、15の発行者アプリでUnionPay QR決済が可能になっている。この地域で160万人のユーザーを擁するUnionPay(銀聯)QR決済は、地域住民の間で最も人気のあるモバイル決済サービスの1つになっている。
モバイル決済は、海外でますます多くのUPI(銀聯国際)パートナーの協力の焦点になりつつある。UPI(銀聯国際)は、香港、マカオ、および中国本土以外のその他の場所で90を超えるモバイル決済製品を立ち上げた。このような製品は、UnionPay(銀聯)アプリ、モバイルペイ製品(またはOEM Pay)、およびQRコード電子ウォレットの形式を取っている。昨年の新規ユーザー数は合計500万人近くに上った。モバイル決済製品は、海外で発行されたUnionPay(銀聯)カードによって発生した取引の5分の1に使用されている。
近年、UPI(銀聯国際)はデジタル決済機能を強化し、20を超えるデジタル決済サービスプラットフォームを立ち上げ、UnionPay(銀聯)ビジネスを実施するパートナーにプロセス全体の技術サポートを提供している。特に、そのようなプラットフォームは、モバイル決済サービスの新展開の効率を向上している。
ソース:UnionPay International