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Out Leadershipが取締役会の多様性サミットを初めて開催し最新調査を公表

Out Leadership
2021-02-03 15:43 1683

【ニューヨーク2021年2月3日PR Newswire=共同通信JBN】

*最新調査が取締役会におけるLGBTQ+代表の重要性を示し、現在のLGBTQ+リーダー参入の障壁を強調

*Out Leadershipの4日間のサミットは2月2日開幕

ビジネスの力で世界のLGBTQ+の平等向上を目指す最古で最大のグローバル企業連合、Out Leadershipが初のQuorum Summitを開催した。取締役会におけるLGBTQ+代表の増員に焦点を当てた類を見ないグローバル人材・支持イニシアチブである。4日間のサミットは2月2日(火)に開幕し、QuorumスポンサーのKPMG、Ropes & Gray、ゴールドマン・サックス、Egon Zehnder International、およびOut Leadershipの代表が基調講演する。

Out LeadershipのTodd Sears最高経営責任者(CEO)兼創業者は「あまりにも長い間、LGBTQ+の包摂は取締役会の多様性基準の重要部分として見落とされ、過小評価されてきた。過去7年、われわれは重要な知識格差を埋め、Quorumイニシアチブを通じて交差的多様性を新水準に引き上げた。特にカリフォルニア州AB 979法案からナスダック多様性提案まで、過去12カ月にわれわれの仕事が生み出したモメンタムを誇りに思う。今回のサミットと公表される画期的な調査が各層リーダー、企業の利用が可能な次のレベルに勢いをつけるよう望んでいる」と語った。

Quorumサミットで公表される「Visibility Counts: The LGBTQ+ Board Leadership Opportunity(可視性が肝心:LGBTQ+の取締役機会)」調査報告(report )は、取締役会の多様性におけるLGBTQ+を対象にした初めての調査である。Ropes & Grayとともに公表されるこの調査は、初のFortune 500社LGBTQ+ Inclusive Board Diversity Reportを含んでいる。また、戦術的ポリシーの例、最良事例もあり、LGBTQ+包摂に向けて世界的な取締役会の多様性の会話拡大を目指す。

▽「Visibility Counts: The LGBTQ+ Board Leadership Opportunity」の主な調査結果:

  • Fortune 500企業の役員5690人中、公式LGBTQリーダーはわずか24人の0.2%
  • 調査されたLGBTQ+上級リーダーの88%はこの代表欠如について、LGBTQ+リーダーが取締役の機会から締め出されている直接的な結果と回答。代表欠如の7つの主な理由:
    • 多様な採用努力の包摂性欠如
    • 企業クライアントがLGBTQ+取締役代表の「需要不足」と主要調査会社が認識
    • LGBTQ+取締役代表の「オファー欠如」の認識
    • データ収集と報告のギャップ
    • ポリシーと実践の反LGBTQ+差別
    • 自己排除
    • 取締役の少ない異動と長い在職期間

Todd Sears氏は「LGBTQ+市民権の大幅進展、Fortune 500企業の90%以上の従業員の包摂性、可視性にもかかわらず、LGBTQ+ 公表リーダーへの権限付与と平等機会創出について役員室はなお"隠されている"。取締役会の多様性の"ビジネスケース"は数十年前に解決済みだが、レガシー構造は成長志向企業が改革を必要とする思考と視点の多様性達成努力を妨げ続けている。このサミットと調査がそれを最終的に明らかにし、前向きのポリシーに基づくデータ報告アプローチをとることによって、LGBTQ+包摂の多様性導入に対する障壁の多くが解決できることをCEOや取締役会会長、企業に示すのが私の望みである」と続けた。

Out LeadershipのQuorumはポリシー、人材、支持の3本柱でLGBTQ+の取締役会包摂に取り組んでいる。プログラムは取締役準備トレーニング、経営幹部のセミナーを盛り込み、出発点を探す企業に最良事例とポリシー推奨も提供する。Quorumは世界中の年金基金、政府、企業と協力している。QuorumとOut Leadershipのその他の独自人材育成に関してはhttps://outleadership.com/talent-accelerators/ を参照。

登録方法などQuorum Summitの詳しい情報は以下参照:
https://outleadership.com/event/quorum-summit-2021/

▽Out Leadershipについて

Out Leadershipは最古で最大のグローバルLGBTQ+ビジネスアドバイザリーで、世界で最も影響力のある企業と提携してビジネス機会を創出、人材を育成して、LGBTQ+の平等を推進する。LGBTQ+包摂は業績にプラス影響を与え、経営陣の最上級レベルにLGBTQ+の人々を含めれば、ビジネスが構築されるはずである。われわれはこの考え方をReturn on Equality(平等への利益)と呼んでいる。

グローバル会員企業約85社が構成し業界を超える協力に専念するOut Leadershipは認証Bコーポレーションで、4大陸にまたがる限定招待イベントにCEOやビジネスリーダーを招集する。Out Leadershipは3種-取締役会のLGBTQ+代表増員を図るQuorum、LGBTQ+新人リーダーに向けた初のグローバル人材開発プログラムOutNEXT、上級レベルのLGBT+女性をビジネスに結び付けるOutWOMEN - の人材イニシアチブも運営している。詳細はhttps://outleadership.com/ を参照。

ソース: Out Leadership