omniture

CGTN: 北京冬季五輪は氷雪のスポーツ振興のチャンスと中国

CGTN
2021-01-27 13:33 2211

【北京2021年1月27日PR Newswire=共同通信JBN】世界が依然、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大に足をとられていて、中国も散発的な感染発生を抑え込もうとしている中、2022年北京冬季五輪の開催への準備が重要な段階に差し掛かっている。

中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は25日、関係各方面の強力な支援を受けて「北京冬季五輪の成功を確実にするため、予定通りに万全の準備ができるだろう」と述べた。

習主席は国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長との電話会談で語った。

習主席は、中国政府は厳格な感染症封じ込め対策を実行して大流行の影響を克服、すべての準備作業を着実に進めることを積極的に促してきたと述べ、現時点では北京冬季五輪の競技会場とインフラストラクチャーの建設は段階的な進展をみせていると付け加えた。

北京が2015年に開催地と決まった時、バッハは2022年冬季五輪が「安全な手にゆだねられた」と評した。

2022年2月4日に開幕する北京での2022年冬季五輪まで400日を切り、COVID-19がもたらした不確実さと困難な課題にもかかわらず、12カ所の競技会場すべての建設あるいは再建は既に完了している。北京と共同開催地である張家口を結ぶ高速鉄道はいまや稼働しており、100万人近いボランティアの申し込みが届いていて、協議のピクトグラムも公表された。

習主席は中国が北京冬季五輪を氷上、雪上のスポーツを広め、発展させることを促す機会ととらえてきたと述べ、夏季、冬季両オリンピックを開催した世界で唯一の都市として北京が国際オリンピック運動にユニークな貢献ができるだろうとも語った。

中国人民大学の昨年12月のレポートによると、調査に応じたウインタースポーツ経験者の半数が新型コロナウイルスの感染拡大によって昨シーズンのウインタースポーツの予定をキャンセルに追い込まれたものの、2019-2020年の間に中国では1億5000万人が少なくとも1度はウインタースポーツを行った。それは中国政府が目標としてきた参加者3億人の半分に相当する。

同レポートはまた、2022年北京冬季五輪関連の新しいニュースに注目している人々の数が、2018年の6.2%から着実に増加し2020年には10.4%に伸びたことを示している。様々なメディアを通じてこの3年間、視聴者の約70%が同五輪に関心を抱いた。

習主席は2022年冬季五輪の準備作業に大きな重要性を置いてきた。同主席は先週、中国の首都、北京と河北省の張家口の競技会場を訪れ準備作業を視察した。

2022年冬季五輪北京組織委員会(the Beijing Organizing Committee for the 2022 Winter Olympics)が置かれている石景山区のShougang Park(首鋼公園)を2019年2月に視察した際、習主席はオリンピックを開催するにあたっては環境に配慮し、共有と開かれた精神と、クリーンな姿勢で責任を果たすことの必要性と、すべての準備作業を高い水準で完成させることを強調した

バッハ会長はIOCが、環境に配慮し、排除せず開かれたクリーンな冬季五輪を開催しようという中国のコンセプトを支持するとしたうえで、素晴らしい、安全なオリンピックの成功を確実にするため中国と協力する用意ができていると述べた。そのことが、中国の3億人がウインタースポーツを楽しむという目標を達成するためだけでなく、国際オリンピック運動の発展を強く推し進めることになるとも指摘した。

IOCはオリンピック精神を堅持し、スポーツの政治化に反対するとバッハ会長は述べるとともに、IOCは中国と長期的な戦略的関係を強化しつづけるだろうとも語った。

記事原文はこちら(https://news.cgtn.com/news/2021-01-25/Xi-Jinping-holds-telephone-conversation-with-IOC-President-Bach-XluvbdfMw8/index.html )

ソース:CGTN

ソース: CGTN
Related Links: