【長沙(中国)2021年1月7日PR Newswire=共同通信JBN】ズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.、中聯重科)は、最初の掘削機が2020年12月31日に湖南省長沙のZoomlion Smart Industrial City(ズームライオン・スマート産業シティー、「同シティー」)で最初に建設されたIntelligent Excavator Manufacturing Park (インテリジェント掘削機製造パーク、「同パーク」)の組立ラインを離れたことにより、トン数の大きな掘削機のインテリジェント製造で大きなブレークスルーを達成した。
この画期的な成果は同シティーの発展の新たな段階の到来を告げるものであり、同プロジェクトは引き続きその全面的な建設を完成させるとともに、最新式のインテリジェント機械製品を製造する。
新しい組立ラインから離れた20トンおよび48トンの掘削機は、面積3万6000平方メートル(38万7500平方フィート)のインテリジェントワークショップで製造された。従来型のフォークリフトは使わず、100以上のインテリジェント輸送ロボットがワークショップ全域で瞬時に9000以上の部品を供給し、他の産業ロボットがオートメーション・インテリジェント生産を拡大する。
ズームライオンのZhang Chunxin会長兼最高経営責任者(CEO)は「同パークは最高の国際標準に従って設計され、インテリジェンス、デジタル化、生態学的持続可能性のコンセプトを完全に実装しており、最もインテリジェントで柔軟かつ精密なインテリジェント工場と無人生産ラインを持っている」と指摘した。
「インビジブル・インテリジェンス(目に見えない知性)」は、同パークの管理制御システムとともに、インテリジェント物流、生産スケジューリング、産業AI(人工知能)、デジタルツイニング、産業インターネット、ビッグデータ技術のコンバージェンスを通じ、同パークの生産、運営、管理のあらゆるリンクに反映されている。この取り組みはデジタルかつトランスペアレントな製造を実現し、インテリジェント工場がR&D(研究開発)サイクル、運営コスト、エネルギー消費を削減するとともに、生産効率を大幅に向上させることを可能にする。
同パークはズームライオンの掘削機械セクターに強力なサポートを提供し、全面的に完成すれば、300億中国元(458億7000万米ドル)の規模の同産業パークは、あらゆるタイプのインテリジェント掘削機の年間製造能力が5万台に達し、6分ごとに1台の掘削機が組立ラインを離れることになる。
▽Zoomlion Smart Industrial Cityについて
Zoomlion Smart Industrial City(ズームライオン・スマート産業シティー)は、ズームライオンが投資総額1000億元(152億9000万米ドル)で2019年1月に正式に着手した世界クラスの先駆的工場クラスタープロジェクトである。同シティーは、コンクリート、建設用クレーン、空中作業プラットフォームおよび掘削の4つの主要機械部門、4つの部品センター、6つの国家イノベーションプラットフォーム、幾つかのインテリジェント農業機械、AIおよびその他のR&Dプログラムのための実験・起業支援拠点が配置されている。新設の Intelligent Excavator Manufacturing Park(インテリジェント掘削機製造パーク)は、Zoomlion Smart Industrial Cityで最初に建設されたパークである。全面的に完成すれば、同シティーは建設機械の世界最大かつ最も包括的な産業拠点となり、高効率の工場、環境保護のガーデン、インテリジェント都市として主導的役割を担う。
▽ズームライオンについて
1992年に設立されたズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.、中聯重科)(01157.HK)は、エンジニアリング機械、農業機械、金融サービスを統合する高性能機器製造企業である。同社は現在、10の重要カテゴリーをカバーする56の製品ラインから600以上の最先端製品を販売している。
ソース:Zoomlion