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新竹で台湾デザイン展:展示スペースとしての都市、生活の一部としてのデザイン

Taiwan Design Research Institute
2020-12-07 09:08 1529

【台北2020年12月7日PR Newswire=共同通信JBN】新竹市はこのほど、台湾デザイン研究院(Taiwan Design Research Institute)と協力して台湾デザイン展(Taiwan Design Expo)を開催した。博覧会はスペースのフォーマットを破り、都市全域を展示スペースに転換した。市民は市内と、修復の場でもある展示会場に入るよう招かれた。新竹は「Check in新竹-人来風(Check in Hsinchu)」をテーマに、メーン展示会場2カ所、歩行者ルート6本、単一軸沿いのパビリオン12館を展開、新竹独自の技術的特徴をデザインに導入し、魔法の光とデータを使って、300年の古都がデジタル技術都市になる旅路に人々を誘った。博覧会はまた、市内各所に「Hsinchu Monsters(新竹モンスター)」をデザイン・制作し、人々を旧市街地区の狭い路地に引き付け、体験と消費の創出を期待した。ビジターはこれらの路地をさまよい、新竹の素晴らしい所を学んだ上で地域をよみがえらせた。

マルチメディアリリースの全容は以下を参照:
https://en.prnasia.com/mnr/TDRI_202011.shtml 

台湾デザイン展で新竹バスターミナルの屋根に据えられた新竹モンスター
台湾デザイン展で新竹バスターミナルの屋根に据えられた新竹モンスター

 

T1展示エリアは日常生活の管理システムを紹介、都市の運用状況とリアルタイムの個人参加を見て、新竹をアクティブ都市に転換
T1展示エリアは日常生活の管理システムを紹介、都市の運用状況とリアルタイムの個人参加を見て、新竹をアクティブ都市に転換

 

台湾デザイン展のターゲットデザイン
台湾デザイン展のターゲットデザイン

 

T5展示エリアは人と環境の相互作用と消滅と再生のバランスを考察
T5展示エリアは人と環境の相互作用と消滅と再生のバランスを考察

 

湾デザイン展の期間中に旧市街地区に展開した市場
湾デザイン展の期間中に旧市街地区に展開した市場

林智堅(Lin Chih-chien)市長は国際デザインフォーラム(International Design Forum)(https://futurecity.cw.com.tw/special_preview/56 )で新竹市の転換を発表した。

新竹は面積104平方キロメートル、人口45万人の小都市で、台湾最多のハイテク企業を擁することに加え、300年の歴史を持つ古都でもある。新竹は最近のサイエンスパーク成長のおかげで、新市民が流入し続け、高収入、高教育、高出産率、年少人口の都市に転換している。新竹のLin Chih-chien市長は若い市民の生活ニーズに応え、都市の全面転換に着手することを決断した。

新竹の旧市街地区は市内最古の部分で小さく、狭い路地がある。しかし、サイエンスパーク開発と都心シフトで旧市街地区の発展は停滞した。新竹市政府はこの地区を都市転換の出発点にすることを決めた。小さく混雑した地区特性に注目して「Pedestrian City Project(歩行者都市プロジェクト)」を提案し、中央政府の「The Forward-Looking Infrastructure Development Program(将来を見据えたインフラ開発プログラム)」の補助金を申請した。

新竹市は都市ガバナンスにデザイン思考を導入し、デザインが地元の文化・歴史と調和できるようにした。新竹駅や新竹図書館女性児童会館などの史跡は、都市の歴史的記憶を再発見できるように修復された。新竹市は生活の質について、市民のニーズを優先して人間中心のアプローチを取り、新竹公園、新竹市立動物園、ウオーターフロントなどの修復では専門家に敬意を表し、減算設計を採用した。同氏はまた、転換範囲を拡大し、New School Campus Movement、公園修復プロジェクト、サイネージシステム再設計、安全な歩行者ルート、歩行者に優しい交差点、地中送電線を通じて、より住みやすい都市になるよう努めている。

CommonWealth Magazineの「2020 City Happiness Survey」によると、新竹市民の90%以上は同市に住んで幸せだと述べている。同誌はまた、市長がデザインを重視する都市の中でCitizen Happiness Index(市民幸福指数)が大幅に高いことを見いだした。台湾社会では、もはや政府満足度で数字を求めていないことが証明された。人々は今、歴史的保存、文化教育などの社会問題を考慮している。新竹の成功物語は、デザインの都市導入が市民の行動を変え、都市問題を解決し、独自の都市DNAを育成できることを示した。

画像添付リンク:

Link: http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=377782 
写真説明:台湾デザイン展で新竹バスターミナルの屋根に据えられた新竹モンスター

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写真説明:T1展示エリアは日常生活の管理システムを紹介、都市の運用状況とリアルタイムの個人参加を見て、新竹をアクティブ都市に転換

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写真説明:台湾デザイン展のターゲットデザイン

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写真説明:T5展示エリアは人と環境の相互作用と消滅と再生のバランスを考察

Link: http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=377788
写真説明:台湾デザイン展の期間中に旧市街地区に展開した市場

ソース: Taiwan Design Research Institute