【オースティン(米テキサス州)2020年11月24日PR Newswire=共同通信JBN】
*2日間の教育会議「EPLive 2020」は、実際の症例を主要な教育ツールとして使用
セントデービッド医療センター・テキサス不整脈研究所(Texas Cardiac Arrhythmia Institute (TCAI)at St. David's Medical Center)は2020年12月3日と4日、難治性不整脈に関する第5回国際シンポジウム「EPLive 2020」を開催する。今年のイベントは、パンデミックが続いているため、バーチャルで開催される。
EPLiveは、心臓が不規則あるいは異常なリズムで拍動する難治性不整脈の治療に関心のある現役の臨床心臓電気生理学専門医、電気生理学専門医、および一般心臓専門医向けの2日間の集中教育会議である。セントデービッド医療センターにある新しい最先端の電気生理学センターから専門家の解説付きで流される症例の生放送は、第一級の教育ツールとなるだろう。
心臓電気生理学者で、TCAIのエグゼクティブメディカルディレクター、EPLiveのコースディレクターでもあるAndrea Natale医学博士(米不整脈学会員(F.H.R.S.)、米心臓病学会員(F.A.C.C.)、欧州心臓病学会員(F.E.S.C.))は「EPLiveは、欧州、アジア、ラテンアメリカの電気生理学分野のリーダーだけでなく、米国中の専門家も魅了している。より重要なのは、われわれがそれによって心臓電気生理学的介入治療の最新の進歩を共有し、全ての患者が利用できる電気生理学的治療オプションの範囲を拡大、最終的に世界中の患者のケアを改善できるようになることだ」と語った。
不整脈は、心臓の電気系統の不具合によって引き起こされる。多くの不整脈は、異常な電気パルスが不規則な心拍を引き起こす心筋の部分を焼灼、冷凍、中和したりする最新のアブレーション術を使い治療される。EPLiveは、参加者が心房性および心室性不整脈の治療、複雑なデバイスの埋め込み、機能不全デバイスの摘出に使われる技術をよりよく理解できるように考案されている。
EPLiveは、心房細動(A Fib)アブレーション、心室頻拍(VT)アブレーション、デバイス、新技術の4つのセクションで構成される。各セッションは、TCAIとアルバート・アインシュタイン医科大学、CardioInfantil Foundation不整脈センター、ベス・イスラエル・ディーコネス・メディカル・センター、クリーブランドクリニック、ガイジンガー心臓研究所、ヒューストン・メソジスト病院、カンザスシティ・ハートリズム研究所、マサチューセッツ総合病院、メイヨー・クリニック、MedStar Heart & Vascular Institute、Mercy General Hospital & Dignity Health Heart & Vascular Institute、Monzino Cardiology Center、マウントサイナイ病院、ノースウェルヘルス、ペンシルベニア大学医科大学院、Sri Jayadeva Institute of Cardiology、St. Bernards Healthcare、UC Health University of Arkansas Medical System、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、 シカゴ大学病院、コロラド大学医学部、ペンシルベニア大学、テキサス大学サウスウエスタン・メディカルセンター、バンクーバー総合病院、ヴァンダービルト大学など世界有数の施設のライブおよび録画症例の組み合わせで構成される。
症例には、A FibアブレーションおよびポストA Fib心房性不整脈アブレーション、VTアブレーション(心内膜および心外膜)、バルーン症例(クライオ、Apama、レーザー)、CRTインプラント、SQ ICD、リード抜去術、血管形成術などの治療が含まれる。さらにEPLiveでは、TCAIの医師が開発した新技術も紹介する。
会議は、以下のような様々な問題にも焦点を当てる。
*心房性不整脈のマッピングとアブレーションに使用される技術の理解と適用
*心房細動アブレーション中の合併症を減らし、患者安全策を向上させるプロセスの特定
*心室性不整脈のマッピングとアブレーションに使用される技術の理解と適用
*心室性不整脈アブレーション中の合併症を減らし、患者安全策を向上させるプロセスの特定
*不整脈の管理と新技術による治療の最新のエビデンスとガイドラインの理解
*臨床転帰を最適化するために実証された新技術を最大限に活用するアプローチの適用
*新技術統合のメリットを活かし、患者にとってより安全な治療を促すプロセスの特定
*リード抜去術実施の際に使われる手法の理解
*リード抜去術成功のためのアプローチと手法についての議論
*リード抜去術中の合併症を減らし、患者安全策を向上させるプロセスの特定
EPLive 2020では、Natale博士の実演に加え、コースの共同ディレクターであるAmin Al-Ahmad医学博士、さらにShane Bailey医学博士、Mohamed Bassiouny医学博士、David Burkhardt医学博士、David Burkland医学博士、Robert Canby医学博士、Joseph Gallinghouse医学博士、Brian Greet医学博士、Eric Hoenicke医学博士、Rodney Horton医学博士、Patrick Hranitzky医学博士、Faraz Kerendi医学博士、William Nesbit医学博士、Javier Sanchez医学博士、Kamala Tamirisa医学博士、Senthil Thambidorai医学博士、David Tschopp医学博士、Jason Zagrodsky医学博士ら数多くのTCAIの医師がプレゼンターションを行う。
医師らは会議で、最大14時間の米国医師会(AMA)医師認定表彰(PRA)カテゴリー1クレジット(TM)を受け取る。
セントデービッド医療センター・テキサス不整脈研究所(TCAI)は、不整脈矯正のための最新治療法の進歩に力を注ぐ世界有数の施設の1つである。当施設は、A Fib治療の推進、数多くの臨床試験の主導、新たな技術と治療法の開発への参加で最前線に立つNatale博士に率いられている。詳細については、EP-Live.com(EP-Live.com )を参照。
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