【北京2020年11月4日PR Newswire=共同通信JBN】中国人アーティストや優れた職人によって製作された手工芸品を紹介する第1回「masters of China(中国の巨匠)」展示会は、10月25日に中国東部の浙江省・東陽市で幕を開け、中国の芸術、工芸、紫檀家具セクター発展の促進を狙いとして5日まで続く予定だ。
イベント担当者によると、東陽市政府、China Arts and Crafts Association(中国芸術工芸協会)、China National Furniture Association(中国国家家具協会)などによって共催される展示会は、1000人の展示者と500人余りのディーラーと購入者が招待され、10万8000人が訪問する見通しだ。
展示品には、木彫り、根彫り、竹編み、陶芸、翡翠、刺繍、書道、絵画、紫檀家具、中国式家具の作品が含まれ、20万1200平方メートルの展示エリアを盛り上げる。
開会式では東陽・中国紫檀家具指数が初めて公表され、事業を営む紫檀企業および紫檀家具を購入したがっている消費者に参考になる情報を提供した。
東陽と中国の木彫りと紫檀業界の発展に関する報告書も、開会式で公表された。報告書は、東陽市に約1300社の木彫りと紫檀家具企業があり、2019年には業界の総産出額が200億元に達したと指摘した。木材の取引、製造、販売、アフターサービス、その他をまとめる完全な業界チェーン発展システムを持つ東陽市は、中国の木彫りと紫檀家具業界の拠点の1つだ。
「masters of China」展示会開催中、第15回China Wood Carving & Bamboo Weaving Arts and Crafts Exposition(中国木彫り・竹編み芸術・工芸品博覧会)、第2回China Rosewood Furniture Exhibition(中国紫檀家具展示会)、テーマに沿ったフォーラムやセミナーも開催され、さらに職人精神を促進させて業界の交流や協力を強化した。
近年、東陽市は家庭用装飾や船旅用備え付け家具のような他のセクターに木彫りや紫檀の要素を取り入れて驚くべき結果を出した。イベント中に関連のある展示が陳列される。
次の段階では、東陽市は芸術と手工芸の総合的発展のための国家実証ベース設置に重点を置き、東陽紫檀の国際的なブランディングを強化し、木彫り、竹編み、紫檀業界の質の高い発展を進めていく。
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