【深セン(中国)2020年10月16日PR Newswire=共同通信JBN】クアラルンプール国際空港(KLIA)の運営会社、Malaysian Airport Holding Berhad(MAHB)が、同国の航空拠点には本格的な視覚的改善が必要だと判断した時、真っ先に声が掛かったのがVGI Malaysiaの一部門のVGI Airportsで、LEDディスプレーサプライヤーに選ばれたのはAbsenだった。
広さ100平方キロの同空港は、世界で最も発着便数の多い空港の1つである。KLIAは、マレーシアのスランゴールにハイテクビジネス地区を創設するため、MSCマレーシア計画の一環として設計、建設された。
チームは、乗客の流れに沿った空港全体のデジタルオーバーホールが必要と判断した。
VGI Airportsは、AbsenのN4、Acclaim A2719、A2725を組み合わせ、3つの異なるエリ
アに振り分けて設置する選択をした。到着エリアでは、AbsenのN4が幅2万3976 x 高さ
1008という唖然とするような解像度を誇る驚異的な400平方メートルのLED壁「デジタ
ルドリーム」スクリーンになった。
AbsenのA2719は、到着と出発の両方をカバーする衛星デジタル・インパクト・ネットワーク(Satellite Digital Impact Network)画面に採用された。同じ製品がチェックインエリアでも採用されたが、デジタル到着インパクト・ネットワーク(Digital Arrivals Impact Network)画面は、到着用エスカレーターの上に戦略的に設置された7.3m x 2mのA2725の湾曲LED壁が特徴である。
AbsenのNシリーズとAcclaimシリーズは屋内ディスプレー用に設計されており、にぎやかな会社、輸送、小売スペースでの使用に最適である。パネルの厚みが2インチとスリムで、輝度は1000 nit、重量8.8 kgのN4は、あらゆる屋内要件に対応する鮮やかで軽量のディスプレーである。視野角が広く、モバイルからリアルタイムのパフォーマンストラッキングを送信、表示できるリモートトラッキングを備えたN4は、Absenの各種製品に共通するシャープな色彩と輝度均一性を維持しつつ、空港の要件に完璧に対応している。
設置自体は2019年3月に始まり、Covid-19による大混乱を上手く避ける形で2020年2月までに完了した。この数カ月、利用者数の変動はあったものの、空港管理者と旅行者にはその新たな外観に驚嘆する十分な時間があった。
VGI MalaysiaのNacho Perez最高デジタル責任者は「乗客は、デジタルディスプレー完備の空港に到着、出発する素晴らしさを認めてくれている。さらにMAHBも、KLIAの全体的認知度を東南アジアでトップクラスの1つにまで高める手助けをしたこの新しい設備を高く評価している」と語った。