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ファーウェイがインテリジェントIPネットワーク・ソリューションを全面的にアップグレード

*業界のデジタルトランスフォーメーションのための新しい推進力を生み出す
Huawei
2020-09-29 17:24 1924

【上海2020年9月29日PR Newswire=共同通信JBN】

HUAWEI CONNECT 2020で、ファーウェイ(Huawei、華為技術)は「Accelerating Industry Digital Transformation Through All-Scenario Intelligent Connectivity(オールシナリオ・インテリジェントコネクティビティーを通じて産業のデジタルトランスフォーメーションを加速)」をテーマに掲げたサミットを開催した。ファーウェイはこのサミットで、同社のインテリジェントIPネットワークを全面的にアップグレードし、2つのプラットフォーム(ソフトウエアおよびハードウエア)を再形成し、インテリジェントIPネットワークの3層アーキテクチャーを「スーパーキャパシティー、インテリジェントエクスペリエンス、自動運転」、さらに刷新された「4つのエンジン」によって改革した、と発表した。この戦略的な動きによって、ファーウェイがパートナーおよび顧客とともにシナリオに合致するソリューションを開発する取り組みを絶え間なく続けており、業界全体のデジタル化の新たな推進力を生み出していることが再確認された。

ファーウェイのデータ通信製品ラインのプレジデントであるKevin Hu氏がファーウェイのインテリジェントIPネットワークの全面的にアップグレードを発表
ファーウェイのデータ通信製品ラインのプレジデントであるKevin Hu氏がファーウェイのインテリジェントIPネットワークの全面的にアップグレードを発表

データ通信ネットワークは、IP時代のマン・マシンインタラクションのためのIPv4ベースネットワークから、オールIP時代のヒト・ヒトインタラクションのためのマルチプロトコル・ラベル・スイッチング(MPLS)ベースのネットワークを経て、最終的に今日のインテリジェントIP時代のネットワークに進化した。

ファーウェイはサミットで、同社の「インテリジェントIPネットワーク」の開発戦略に沿った以下の戦略的な動きを発表した。

1.2つのプラットフォーム(ソフトウエアおよびハードウエア)を再形成してインテリジェントIPネットワークの周到な準備を整える

ファーウェイは、データプロセッシングを向上させるAIアクセラレーションエンジンを組み込むことによって傑出する同社のハードウエアプラットフォームを全面的にアップグレードし、これによってインテリジェントIPネットワークを全面サポートしてきた。大規模なすべてのもののコネクティビティーをサポートするため、大容量のモジュラーデバイスはデジタルの洪水への対処能力がある400GEポートを装備する一方、コンパクトな定型デバイスは155 Mbit/sから400 Gbit/sまでの幅広いアクセスをサポートする。このようなハードウエア機能は、顧客のために超高帯域でインテリジェント、かつグリーンインテリジェントIPハードウエアプラットフォーム構築の道を開く。

ソフトウエアプラットフォームに関しては、従来のIPデバイスソフトウエアは閉ざされ、取り扱いにくく、サービスに対応しない。ファーウェイは同社の最新ソフトウエアプラットフォームYUNSHANを使用して、IPネットワーク・オペレーティングシステムを再形成した。このプラットフォームは、アジャイルでインテリジェント、かつオープンなアーキテクチャーであり、デバイスのモジュラー機能コンポーネントを使用して柔軟なアセンブリーを可能にし、顧客要件に沿って迅速な納品を促進する。YUNSHANはミリセカンドレベルの推論をサポートする20以上の内蔵AIアルゴリズムを擁し、新しい能力をインテリジェントIPネットワークに注入する。さらに、このプラットフォームの400以上のオープンなアプリケーションプログラミングインターフェース(API)はノースバンドNMSに容易に接続するので、柔軟なデバイス管理および制御を実装する。

2.インテリジェントIPネットワークの3層アーキテクチャーをスーパーキャパシティー、インテリジェントエクスペリエンス、自動運転によってアップグレード

ファーウェイは3層インテリジェントIPネットワーク・アーキテクチャーを再定義するためにAIを導入し、400GEポートにアップグレードして超高帯域ノンブロッキングフォワーディングおよびネットワークスライシングをサポートする。これによって、ネットワーク帯域の品質を保証するスーパーキャパシティーが実現される。

ファーウェイはまた、Intent Engineをアップグレードして、AIを使用してサービスネットワークインテントを特定し、リアルタイムでネットワークリソースを調整し、サービス要件に常時対処する。これは、デターミニスティックエクスペリエンスの保証を特徴とするインテリジェントエクスペリエンスを実現する。

Intelligence Engineはアップグレードされ、ナレッジグラフを使用してネットワークレベルのサービスを自動展開し、迅速に調整するとともに、ネットワークのトラブルシューティングを自動化する。この自動運転能力はO&M効率性を向上させる。

3.「4つのエンジン」インテリジェントIPネットワーク製品とソリューションをさらに革新

ファーウェイはインテリジェントIPネットワークの頭脳であるiMaster NCEをアップグレードした。これは、容易なカスタマイゼーションを促進するオープンかつプログラム可能な能力を提供し、ビッグデータアナリティクスを導入してインテント駆動型の展開および障害予測を実装し、サウスバンドAPIを追加してマルチベンダー製品との幅広い互換性を実現する。さらに、この4つのエンジン(AirEngine。CloudEngine、NetEngine、HiSecEngine)に基づき、ファーウェイはCloudCampus、CloudFabric、CloudWAN、HiSecのソリューションを1.0から2.0に全面的にアップグレードした。これらの新規リリースは、より多くの超高帯域およびインテリジェントIPネットワークの構築を支援する。

4.インテリジェントIPネットワークはさまざまな業界で繰り返し実証されており、ともに新しい価値を生み出す

インテリジェントIPは業界で幅広く採用されている。特に「Intelligent IP @ Government」は、ワンストップの政府サービスとオールインワン都市管理を可能にし、オンラインでの請求処理率を大幅に向上させ、文書処理における効率を高めている。「Intelligent IP @ Finance」は、クラウドベースのサービスの日常レベルのプロビジョニングを可能にし、外国為替取引の時間を87%軽減することによって、金融業界をBank 4.0時代に押し上げた。「Intelligent IP @ Education」は、ネットワーク構築を加速し、複数のネットワーク統合を実現し、インテリジェントな運営を促進して、人材豊富な国家の建設を加速している。「Intelligent IP @ Airport」は脅威を96%の精度で検知し、脅威に数秒で対処し、85%の障害を事前に発見することによって、旅行のための1つのID、オペレーションのための1つのマップを実現している。

ファーウェイのデータ通信製品ラインのプレジデントであるKevin Hu氏は「インテリジェントIPネットワークは、より優れた形でデータの流れおよび集約を実現し、すべてのもののインテリジェントコネクティビティーのための新しい推進力を生み出す。ファーウェイは今後も、インテリジェントIPネットワークを革新し、それをあらゆる産業に適用するとともにオールシナリオソリューションを開発してすべての規模のエンタープライズがビジネスの成功を達成することを支援していく。将来、ファーウェイは政府、金融、教育、ヘルスケア、輸送など、あらゆる産業のより多くのパートナーと提携し、デジタルトランスフォーメーションのための新しいエコシステムを構築し、新しい価値を一緒になって生み出していく」と語った。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20200928/2930222-1?lang=0

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ソース:Huawei

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