*SPD Bankとファーウェイがバンク・オブ・シングスに関するホワイトペーパーをリリース
【上海2020年9月29日PR Newswire=共同通信JBN】
HUAWEI CONNECT 2020で、上海浦東発展銀行(SPD Bank)のPan Weidong行長と、ファーウェイ(Huawei、華為技術)のDavid Wangエグゼクティブディレクター兼Investment Review Board会長がBank of Things White Paper(バンク・オブ・シングス・ホワイトペーパー)を発表した。このホワイトペーパーは初めて、全く新しい金融サービスモデルを提案し、同業界の「インテリジェント・シングス(intelligent things)」のためのシステムを設計し、「バンク・オブ・シングス」(BoT)サービスの新しい時代の到来を告げている。
Pan Weidong行長によると、われわれはコネクテッド・シングス(connected things)の時代から、インテリジェント・コネクテッド・シングスに移行しつつある。コネクティビティーは生産性であり、これはクラウド、エッジ、デバイスとのインテリジェントネットワークコネクションを通じて明確になった。インテリジェント・シングスのコネクションシナリオに基づき、われわれは人間中心のインテリジェントスペースを構築し、総合的なサービスを提供する。このスペースで、金融サービスはインテリジェントで効率的、かつ協調的なエコシステムの多数の利害関係者のための接着剤としての役割を果たし、共通の成功を達成するとともに繁栄する実体経済を発展させる。
国家の新規社会基盤戦略の下で、5G、IoT、AIなどの新興テクノロジーは急速に進化しており、その結果、数千億の「インテリジェント・シングス」がコネクトされている。これはビジネスや日常生活に極めて大きな影響を与えており、インテリジェントセンシングおよび自動サービスを搭載する自動車、スマートホーム、スマートファクトリー、スマートロジスティクスをはじめ革新的なアプリケーションの基盤を形成している。
これに関連して、SPD Bankとファーウェイは、全く新しいコンセプトのBoTを提案する。このコンセプトは、ダイレクトサービスの対象を人から「インテリジェント・シングス」までに拡大し、シナリオ中心のビジネスモデルを構築し、客観的なクレジットシステムに基づくリスク管理モデルを確立する。このホワイトペーパーは、デジタル経済におけるBoTビジネスフォーム、アーキテクチャー、シナリオデザインについて詳述している。ホワイトペーパーはまた、予想される技術課題にも踏み込み、金融サービス全般および新規デジタルクレジットシステムに期待を寄せている。
SPD Bankとファーウェイは、2018年に共同イノベーションラボを設立し、このラボは多角的な成果を上げた。2020年8月、両者は包括的な戦略的協力協定に調印したが、ホワイトペーパーがリリースされて新たなマイルストーンを達成した。SPD Bankはユーザーエクスペリエンスの向上に重点を置き、デジタルテクノロジーを利用して、リテール、通信、輸送、ヘルスケアなどの業界のイノベーションを支援して、繁栄するデジタル経済を生み出す。
このホワイトペーパーの詳細、ダウンロードは以下を参照。
http://49.4.124.65:9000/EN-%E7%89%A9%E7%9A%84%E9%93%B6%E8%A1%8C%E7%99%BD%E7%9A%AE%E4%B9%A6.pdf
HUAWEI CONNECT 2020に関する詳細はウェブサイトhttps://www.huawei.com/en/events/huaweiconnect2020/ を参照。
ソース:Huawei