【北京2020年9月25日PR Newswire=共同通信JBN】JAソーラー(JA Solar)は24日、TUV SUDが実施したIEC61215とIEC61730規格の認証テストに新製品のDeepBlue 3.0シリーズモジュールが合格したと発表した。これらの規格は、設計、構造、材料、部品、生産技術など、さまざまな製品属性に関する品質を認証している。その認証は、製品ラインの信頼性および安全性と、グローバルな太陽光発電市場への投入に向けて準備ができていることを実証している。DeepBlue 3.0モジュールは、182 mm x 182 mmウエハーを使用して構築されている(このため「182モジュール」として知られている)。
DeepBlue 3.0は、2020年5月にJAソーラーが発売した新製品だ。モジュールの効率は21.0%を超え、大量生産された72セルタイプの出力は545Wに達する。TUV認証を取得した最初の182モジュールの1つであるDeepBlue 3.0は、新世代のPERC高効率セル技術PERCIUM+を含む複数の高効率および低劣化技術の利点とGa(ガリウム)添加されたシリコンウエハーを統合しており、信頼性、変換効率、発電性能において優れた性能を持つ製品だ。均等化発電原価(LCOE)を効果的に削減し、顧客の収益を増やすことができる。DeepBlue 3.0シリーズは、60セル、66セル、72セルなどの構成で設計されており、さまざまなアプリケーション環境で幅広く使用できる。JAソーラーは8月、DeepBlue 3.0製品を大規模な生産設備で大量生産する計画を発表した。JAソーラーの182モジュールDeepBlue 3.0の生産能力は、2021年末までに同社の総生産能力の50%を超えると予想されている。
近年、高出力で高効率のモジュールの需要が世界の太陽光発電市場全体で高まっている。昨年のウエハーサイズ166mm x 166mm発売に続き、今年はより大きなウエハーサイズが登場し、広く認識されている。その中で182モジュールは、技術の成熟度とすべての業界チェーンとの装置互換性において明確な利点があり、これは太陽光発電メーカーが推進する他の大型製品と比較する際の特徴である。安定性、信頼性、高効率、製造部品のコスト優位性、システムとの高い互換性といった製品の利点は完全に検証されており、LCOEの7%-9%(数値はさまざまなプロジェクトの場所によって異なる)の効果的な削減につながり、2021年にグリッドパリティーを達成するためには最適な選択肢と考えられている。
DeepBlue 3.0は、大型ウエハーで設計された高品質の製品として、LVDおよびEMCによる認証も受けている。これは同シリーズの製品が、欧州連合(EU)の太陽光発電市場への参入が認められたことを意味する。この市場には太陽光発電製品にとって高い参入障壁があるため、DeepBlue 3.0はEUの顧客に高品質で高出力の製品の新しい選択肢を提供する。
JAソーラーの取締役会長兼最高経営責任者(CEO)のJin Baofang氏は「JAソーラーの新しいDeepBlue 3.0製品の品質は、これらの主要な検査機関による迅速な認証によって実証されている。今後も製品と技術の研究開発に注力し、高品質で高効率の製品を世界中の顧客に提供していく。当社は引き続き、業界全体の発展に役立つ太陽光発電技術や製品の普及に努めていくつもりだ」と述べた。
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