【マイアミ2020年9月10日PR Newswire=共同通信JBN】
*元米国大使でボーイング元副社長のDonna Hrinak氏がグループに加わり、政府関係・コミュニケーション部門を指揮
Donna Hrinak氏が総務担当上級副社長としてロイヤル・カリビアン・グループ(Royal Caribbean Group)に入社した。Hrinak氏はこれまでにボーイングの総務担当副社長や、Boeing Canada, Latin America & Caribbean(ボーイング・カナダ・中南米・カリブ海)の社長を務め、今後、このグループの政府関係、コミュニケーション、広報部門を指揮する。同氏は世界の規制政策、多文化交渉、連合(coalition)の指揮、国際ビジネストランスフォーメーションの分野での輝かしい職務履歴を有しており、業界をリードするグループの政府関係部門チームを強化する。
ロイヤル・カリビアン・グループのRichard D. Fain会長兼最高経営責任者(CEO)は「すべての大陸に接触しているグローバル企業として、われわれは複雑な世界で前進してきた。しかしこの数カ月間、この世界がいかに困難に満ちているかをこれまで以上に思い知らされた。Donna(Hrinak)氏は、数十年にわたって規制および文化的エコシステムの複雑さの中でかじを取ってきた経験を用いて、われわれが事業を展開するすべての国・機関と強力かつ協力的な関係を引き続き構築し、維持していくことを可能にしてくれるだろう」と語った。
Hrinak氏はFain氏に直属し、幅広い利害関係者の間で、確かな情報に基づいた助言を行い、生産的なコミュニケーションを円滑に進めていく。利害関係者には港湾当局、沿岸コミュニティー指導層、政府代表者、環境保護活動家、科学問題や海洋問題のリーダーなどが含まれる。
Hrinak氏は「サービスを提供するコミュニティーに深い根を下ろしているロイヤル・カリビアン・グループに加わることができ、誇りに思い、喜んでいる。これまでに代表してきた他の業界であったと同様に、思慮に富み、相互に尊敬する旅行は経済発展や多文化理解、すべての関係者にとって世界的視野を促してくれる。ロイヤル・カリビアン・グループが世界中で事業を強化することを支援することを楽しみにしている」と述べた。
Hrinak氏は、複雑さを増す世界の規制環境に立ち向かうため、戦略を設計して指揮し、ビジネスや世界的な事業運営に関わる政治的、経済的リスクを評価する上で役員らを導いてきた。同氏はこれまで、世界保健機関(WHO)を含め、広範囲にわたる国際的連合や諸官庁などと緊密に、かつ協力的に業務を務めた。Hrinak氏はボーイングに勤務する以前には、ペプシコとクラフトフーズでそれぞれグローバルおよび中南米・欧州向け広報担当役員を務めた。同氏はさらに、クリントン、ブッシュ(子)両政権でブラジル、ベネズエラ、ボリビア、ドミニカ共和国駐在の米国大使を務めた。同氏はそこで、米国の国益を推進する新たな戦略を立案し、二国間貿易関係を指揮し、米国の立場に幅広い支援を獲得し、透明性と法的安全保障を向上させることにより米国市民の権利を保護した。
Hrinak氏は8月24日にグループに入社した。
▽ロイヤル・カリビアン・グループについて
ロイヤル・カリビアン・グループ(Royal Caribbean Group、NYSE: RCL)(Royal Caribbean Group )は、クルーズバケーション企業であり、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(Royal Caribbean International )、セレブリティクルーズ(Celebrity Cruises )、アザマラ(Azamara )、シルバーシー(Silversea )の4つのグローバルブランドで構成されている。ロイヤル・カリビアン・グループはまた、TUI CruisesとHapag-Lloyd Cruisesを運航する合弁事業の50%を保有している。これらを合わせて2020年7月10日時点で63隻を運航、16隻を追加発注している。詳しい情報はwww.rclcorporate.com または www.rclinvestor.com を参照。
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