アブダビ(アラブ首長国連邦), 2020年9月10日 /PRNewswire/ -- 人工知能(AI)の全潜在能力を解き放つためアブダビから世界へのオープンな招待状として、世界初の大学院レベル研究ベースのAI大学Mohamed bin Zayed University of Artificial Intelligence(MBZUAI)は、2021年1月10日に始まる最初の学期に第1期生となる国際的な学生団を迎える。
MBZUAIは2021年1月開始の初学年度に31カ国の101人に入学を許可した。当初計画では50人の受け入れだったが、驚くほど多くの志願者があったため、もっと多くの学生に入学を許可することが決まった。このうち82人はコンピュータービジョンと機械学習の科学修士課程入学が認められ、19人は同じ分野の博士課程進学に選ばれた。
初学年度の学生は世界中から集まり、34%は中東、38%はアジア、21%はアフリカ、10%近くが米州と欧州である。
MBZUAIの初学年度は女性の進出が目立ち、入学を許可された学生の30%が女性である。
入学許可を受けた学生らは、シンガポール国立大学、メルボルン大学、ウィスコンシン大学マディソン校、ヨーク大学、ミネソタ大学、クイーンズ大学ベルファスト、アリゾナ州立大学、アラブ首長国連邦(UAE)のハリファ大学など、世界の一流大学の一部で教育を受けてきた。
MBZUAI暫定学長のMichael Brady教授は「大学は100カ国近くからかなり優れた有能な大学院生の志願を受けた。全員が魅力あるユニークな経歴を持つ。この非常に多様な初の学生団は真に世界をMBZUAIに持ち込み、多様で国際的な共同作業を行う多文化的キャンパスを生み出すだろう。われわれの希望は最初から、MBZUAIが世界的スケールでAIの開発に影響を与えることだった。みんなが異なる背景と研究分野から来る世界中の学生らにより、世界中の建設的な前進へ向けAIの全潜在能力を現実化するのに充実したスタートとなる」と語った。
コンピュータービジョンの科学修士課程に参加するアイルランドのKevin Michael Tonerさんは「人工知能は今日、前例のない形であらゆる産業の未来を再定義し、人間の生活に影響を与えつつある。専門的AI教育への需要が世界的に高まっており、MBZUAIのような世界クラスの大学への参加は私の限界を広げ、AI産業専門家の国際的ネットワークに結び付けるのに役立つだろう。実践的経験と研究機会の双方を期待しており、この魅力的な技術の現実の応用に貢献したい」と述べた。
最初の入学審査期間が成功裏に完了し、大学は最近、コンピュータービジョンと機械学習の科学修士課程と博士課程の2021年秋期学生の志願受付を始めた。入学資格の全容と締め切りはMBZUAIのウェブサイトmbzuai.ac.ae を参照。
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