【長沙(中国)2020年9月2日PR Newswire =共同通信JBN】ズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.、中聯重科)は8月21日、2020年中間決算を発表した。
▽概要
*営業売上高は288億2700万元(41億7800万ドル)に達した。前年同期比29.49%の増加。
*同社株主帰属の純利益は40億1800万元(5億8236万1000ドル)で、前年同期より55.97%増えた。
ズームライオン取締役会書記のYang Duzhi 氏は「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に影響されたが、中国のマクロ経済規制とニュー・インフラストラクチャー・プロジェクト、スマート製造業の回復で、中国の建設機械業界は持続的発展を遂げた。われわれは報告期間中に規模や利益、営業キャッシュフロー、持続的成長に心掛けた。引き続き徹底した事業管理方式を実施し、デジタル変革を加速させ、事業リスクを抑制し、経営効率の改善を続けていく」と述べた。
報告期間中に主力製品の販売台数は前年同期比で大幅に増加し、粗利益率が高くなった。
*移動クレーン:販売は着実に伸び、国内市場で優位が続いた。一方クローラークレーンの売上高は倍増した。
*コンクリート機械:販売が大幅に増加した。 ロングブーム・トラックポンプ(Long Boom Truck Mounted Pump)とシティーポンプ(City Pump)は市場シェアでトップの位置を維持し、ミキサートラックのシェアはトップスリーに跳ね上がった。
*タワークレーン:販売台数が過去最高となり、ズームライオンは販売台数で世界最大のタワークレーン・メーカーの地位を維持している。最新のインテリジェントWシリーズ・タワークレーンの発売開始でズームライオンのシェアはさらに拡大した。
*土木機械:製品イノベーションと販売モデル、市場配置、サービス網によって販売は前年同期比で大きく伸びた。高所作業プラットフォームは販売が100%改善し、最大手のシェアを保っている。
経費率は前年同期比3.7%強低下した。厳格なコスト・経費管理が功を奏し、純利益率の向上にも寄与した。
販売経費比率は、デジタル化に支えられた徹底した新管理方式の実施の結果、目覚ましく低下した。
財務経費は効率的な資金活用と債務水準の低下によって大きく減少した。
中国の新インフラストラクチャー・都市化プロジェクトの推進の結果、建設機械業界は高い成長を維持すると見込まれる。ズームライオンは今後も市場競争力を向上させ、世界の市場需要に十分応え、長期にわたる高品質な発展を支援していく。
▽ズームライオンについて
1992 年に設立されたズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.、中聯重科)(01157.HK)は、エンジニアリング機械、農業機械、金融サービスを統合するハイエンド機器製造企業である。同社は現在、10の主要カテゴリーをカバーする55の製品ラインから600以上の最先端製品を販売している。
ソース: Zoomlion