【ウェッテレン(ベルギー)2020年8月13日PR Newswire=共同通信JBN】生物医薬品受託開発・製造サービスの大手事業者である味の素バイオファーマサービス(Ajinomoto Bio-Pharma Services)(アジバイオファーマ、Aji Bio-Pharma)は、インドのビシャカパトナムに新しい生産施設を追加することによる低分子製造能力の大幅拡大を発表した。8500平方メートルの施設の建設は2020年7月末に始まり、2022年半ばに完了の見込み。
新しい低分子製造施設は、顧客の現在および将来のニーズを満たすため、サイトでの原薬(API)と中間体の生産能力を310立方メートルに倍増し、OEB 4高効力成分を管理する専用設備を備えている。さらに、このサイトでは、追加のR&D活動をサポートするための既存の実験スペースの改修が完了している。今回の拡大により、サイトでは少なくとも60の新しい雇用が生まれると推定される。
米食品医薬品局(FDA)が承認したAjinomoto Bio-Pharma Services Indiaの製造サイトは、Aji Bio-Pharma BelgianサイトのGMP運用基準と品質システムに基づいて設計、構築、管理されており、2011年の設立以来、世界をリードする多数のバイオ医薬品企業を成功裏にサポートしてきた。そして、持続可能性と品質基準に関する賞を受賞し続けている。
Ajinomoto Bio-Pharma India Pvt. Ltd.のサイト運営責任者兼最高経営責任者(CEO)であるK.V.V. Raju氏は「顧客に高品質かつコスト効率の高い低分子製造サービスを提供し続けるために、この追加生産能力に投資していることに非常に興奮している。今回の拡大は、顧客と社員にとって一番の信頼される革新的パートナーであるとの当社のビジョンステートメントへのコミットメントの実例となる」と語った。
味の素バイオファーマサービスの上級副社長兼欧州事業責任者であるPeter Stuyck氏は「Aji Bio-Pharma Indiaでの製造能力拡大は、いまや製造ニーズを満たすためのさまざまなオプションを備えた低分子顧客に大きな利点をもたらす。今回の拡大により、すべての場所で生産能力が最適化され、包括的なサービス提供で世界をリードする品質主導のCDMOであるというアジバイオファーマのコミットメントがさらに強化される」と語った。
▽味の素バイオファーマサービス(Ajinomoto Bio-Pharma Services)について
味の素バイオファーマサービスは、ベルギー、米国、日本、インドに拠点のある完全一体型の受託開発・製造機関であり、小・大分子のAPI(原薬)と中間体の包括的開発、cGMP(医薬品適正製造基準)製造、無菌充填(じゅうてん)包装サービスを提供している。味の素バイオファーマサービスは、Corynex(R)タンパク質発現技術、オリゴヌクレオチド合成、抗体薬物抱合(ADC)、高力価API(HPAPI)、生体触媒反応、連続フロー製造などを含む商業的量産への前臨床・パイロットプログラムに幅広い革新的プラットフォームと機能を提供している。味の素バイオファーマサービスは顧客のニーズに応えるため、高レベルの品質とサービスを提供することに全力を尽くしている。詳細はwww.AjiBio-Pharma.com を参照。
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