【アーリントン(米バージニア州)2020年6月20日PR Newswire=共同通信JBN】Venture Global LNG, Inc.は、Calcasieu Pass LNGがルイジアナ州キャメロン郡に建設中の輸出施設に天然ガスを液化する最初の装置の設置開始を発表した。同社は19日、コールドボックスとしても知られるChart Industries, Inc.(GTLS)製のアルミろう付熱交換器2基を受領し、その設置を開始した。これはCalcasieu Pass LNG液化処理システムの一部となるコールドボックス18基の第1号である。コールドボックスは米国製で、予定より4カ月以上も早く、そしてプロジェクトの最終投資決断(FID)からわずか10カ月で納入された。
液化処理システムの最初のモジュール設置は、ベーカー・ヒューズによってイタリアの工場で組み立てられた中規模のモジュール式液化トレーン18基から構成されるプロジェクトの重要なマイルストーンである。共同最高経営責任者(Co-CEO)のボブ・ペンダー、マイク・セーベル両氏は共同で「われわれはChart Industriesによる早期納入と設置に非常に感銘を受けており、彼らの協力に感謝している」と述べた。
▽Venture Global LNGについて
Venture Global LNGは資源豊かな北米の天然ガス田から供給されるLNG(液化天然ガス)の長期・低コストの供給事業者であり、現在、ルイジアナ州で年産5000万トンの生産設備を建設中ないし開発中である。年産1000万トンのVenture Global Calcasieu Pass施設は、カルカシュー水路とメキシコ湾が交わる地点に建設中である。年産2000万トンのVenture Global Plaquemines LNG施設は今年、建設を開始する予定で、ミシシッピ川沿いのニューオーリンズ南部に位置する。Venture Global LNGはPlaqueminesに隣接して年産2000万トンのVenture Global Delta LNG施設も開発中である。詳細はwww.venturegloballng.com を参照。
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