【深セン(中国)2020年6月22日PR Newswire=共同通信JBN】
*第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサーをベースに
Huawei Computing Product Line(ファーウェイ・コンピューティングプロダクトライン)は19日、同社シリーズの最新機種である次世代FusionServer Pro V6インテリジェントサーバーを正式に発表した。この製品は第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサーで稼働する最先端のテクノロジーで、すべてのシステムで強力なコンピューティングを解き放つよう設計されている。
第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサーは4ソケットから8ソケットへの拡張が可能な標準構成とカスタム構成をサポートする。この次世代のインテルプロセッサーは最新のファーウェイ4ソケットサーバーであるFusionServer Pro 2488H V6に組み込まれ、多様なストレージデザインとI/Oスケーラビリティーを提供し、インテルOptaneパーシステント・メモリー(PMem)200シリーズをサポートする。
FusionServer Pro 2488H V6インテリジェントサーバーは、今日の従来型と将来のデジタルワークロードの両方を満たすよう最適化されている。業界標準よりも信頼性の高いコンピューティングとストレージのアーキテクチャーを提供するので、インテリジェントなアクセラレーションと管理でネットワークをシンプルにすることができる。このアーキテクチャーのハイライトは以下の通り:
*4基の第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサーの最大電力消費は250 W。bfloat 16(BF16)をサポートするインテルDeep Learning Boost(DL Boost)技術で作動するこの第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサーは、前機種(FP32)よりも最大で93%高いトレーニングと90%高い推論性能を実現する。
*FusionServer Pro 2488H V6はインテルOptane PMemとの構成で18 TBの最大メモリー容量があり、メモリーコンピューティングのシナリオにおけるメモリー容量とデータの信頼性を高め、仮想化シナリオ向けにより多くのVMメモリーの選択肢を提供する。
*階層化データの展開にSAS、SATA、NVMe SSDを組み合わせることが可能で、ストレージ密度と性能を強化する。
*ホットスワップが可能なOCP 3.0 NICが、より多くのネットワーク要件をサポート。
*Wi-Fi機能とUSB Type-C管理ポートはモバイル端末管理やローカル運用と保守(O&M)の効率向上に役立つ。
*さまざまなスペックのGPUアクセラレーターカードが豊かなコンピューティングパワーを解き放ち、AI分析、推論、トレーニングに大きな力を与える。
*自社開発の診断技術であるFault Diagnosis & Management(FDM)は障害を7日から30日前に予測し、障害検知精度は最大93%である。ファーウェイが特許を持つDynamic Energy Management Technology(DEMT)を使うことで、単一サーバーで性能を落とすことなく電力消費を15%削減することが可能になる。
*フル・ライフサイクル管理ソフトウエアのFusionDirectorとインテリジェントなO&MプラットフォームAIOpsがOPEX(業務コスト)を15%削減し、5つのインテリジェント監視機能でデータセンター管理を合理化する。
ファーウェイの次世代サーバーは多様化する企業の要求に、エネルギーとコストの効率に優れた方法で応える。業界をリードするファーウェイのサーバーはインテリジェント管理と高いエネルギー効率を提供してO&Mコストを削減し、デジタル時代に必須のサービスになっている。
世界のサーバー市場に関する2019年ガートナー(Gartner)リポートはこのほど、ファーウェイの成長する市場の強さを確認した。ファーウェイは昨年、4ソケット・ラックサーバーを67万台出荷し、前年比で14.73%成長してグローバル市場で3位にランクされた。とりわけ、ファーウェイの4ソケット・ラックサーバーは世界的な出荷と売上の面で市場トップになった。
ファーウェイのコンピューティング部門にとって2019年は成功の1年だった。特にグローバル市場におけるファーウェイの4ソケットサーバーの成功は高品質と高価値ソリューションに対する同社の献身を証明するものだ。基礎技術とアーキテクチャーの絶え間ないイノベーションにより、ファーウェイは長い間、高信頼性、高性能、インテリジェントO&Mを特徴とするミッション・クリティカルなコンピューティングプラットフォームの主要プロバイダーである。ファーウェイのFusionServer SPDT担当プレジデント、ケネス・チャン氏は、「次世代FusionServer Pro V6インテリジェントサーバーも、インテルとファーウェイの成功した協力におけるマイルストーンになる」とし、今回の発表の大成功を宣言した。
チャン氏は、このマイルストーンは戦略的な投資とパートナーシップの結果であると強調し、「毎年、ますます多くの企業がこのビジネスのデジタルフレームワークに入ってくる。そしてこのトレンドはますます複雑かつ変化するサービス負荷の原因になっている。その結果、企業はその大規模なサービスを推進するため、インテリジェントな認知とアクセラレーション、そしてインテリジェントO&Mを達成するハードウエアを提供する効率的でインテリジェントなコンピュートサービスを見つけなくてはならない」とした。さらに「ファーウェイがインテリジェントサーバー・シリーズを発売したのは、こうした背景があるからだ。ファーウェイはインテルのグローバル戦略パートナーであり、われわれは共にインテリジェントデータセンター・インフラストラクチャーソリューションを革新する。社内研究開発投資への当社の誓約は、インテルや多くのエコシステムパートナーと協力するわれわれの望みと軌を一にするものだ。最終的な目標は、当社の世界中の顧客に効率的でアジャイルなコンピューティング製品を提供してクラウド、ビッグデータ、AIのコンピューティング要件を満たすことを可能にし、デジタル時代におけるインテリジェントな転換を加速することである」と述べた。
インテルのXeon & Memory Groupゼネラルマネジャーでコーポレート・バイスプレジデントのリサ・スペルマン氏は「第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサーをベースとするファーウェイのFusionServer Pro 2488H V6のようなサーバーは顧客のインサイトを加速し、ミッションクリティカルなデジタルサービスを推進する。高性能、内蔵型AIアクセラレーション、膨大なメモリー容量を備えたこれらの新しいプラットフォームは、最大のデータと分析の課題にさえ対応するだろう」と述べた。
インテル(Intel)、インテルのロゴ、Xeon、OptaneはIntel Corporationまたはその関連会社の商標である。
▽ファーウェイについて
ファーウェイは情報通信技術(ICT)インフラストラクチャーおよびスマートデバイスで世界をリードするプロバイダーである。通信ネットワーク、IT、スマートデバイス、クラウドサービスの4主要部門の統合ソリューションによって、完全にコネクテッドかつインテリジェントな世界に向けて、デジタルをあらゆる人々、家庭、組織に提供することにコミットしている。
ファーウェイの製品、ソリューション、サービスのエンドツーエンド・ポートフォリオは競争力がありセキュアでもある。エコシステムパートナーとのオープンなコラボレーションによって、顧客にとって持続的な価値を生み出し、人々を支援し、家庭生活を充実させ、あらゆる形態・規模の組織におけるイノベーションを推進することに取り組んでいる。
ファーウェイでは、イノベーションは顧客ニーズに焦点を合わせている。基礎研究に重点的に投資し、世界の発展を促進する技術上の躍進に専念している。19万4000人以上を雇用し、170を超える国・地域で事業展開している。1987年に創設されたファーウェイは完全な従業員持株制の民間企業である。より詳しい情報はウェブサイトwww.huawei.com を参照するか、以下をフォロー。
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