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ファーウェイと世界的なIT調査・アドバイス企業がホワイトペーパーを発表

Huawei
2020-06-16 17:18 2081

【深セン(中国)2020年6月16日PR Newswire】

*このホワイトペーパーは「Banking Industry Rises up on the Recovery Road to the New Normal(銀行業界はニューノーマルに向けた回復の道で立ち上がる)」

ファーウェイ(Huawei、華為技術)とインターナショナルデーターコーポレイション(IDC)はHuawei Global Financial Services Industry Summit 2020で、2020年の回復期における銀行業界再形成に関するホワイトペーパーを共同で事前リリースした。このホワイトペーパーは8月に世界で公表される予定。IDCは、復活には5つの主要段階があり、それぞれの段階で新たな成長を最適化できる機会があると確信している。銀行業界は全体として2020年の緊張状態を十分に乗り越えることができる立場にあり、業界はこの期間を活用して、銀行業務の全体能力を強化し、デジタルトランスフォーメーションの観点から優先度を見直すべきである。

▽テクノロジーを活用して回復を加速する銀行業務

2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)によって引き起こされた前例のないシステミックショックに見舞われたが、その他の危機と同様に、課題と機会が同時に生じている。このホワイトペーパーは、現状の景気の試練に対する銀行の対応を分析して、戦術的および戦略的対応の観点から世界中で最善の対応を詳細に調査するとともに、銀行およびその他の金融機関が来るべき回復段階に向けて顧客のニーズに手を差し伸べ寄与できるように導入可能な確固たる回復の枠組みを確立する。

IDCは、銀行業界が2020年の緊張状態を十分に乗り越えることができる立場にあり、この期間を活用してデジタルおよびデータの能力とインフラストラクチャーをさらに強化することで、銀行業界は、デジタル的に管理・提供されるだけでなく、デジタルの本質から生まれ取り入れられた、より関連性のあるサービスおよび製品を生み出すことができると考えている。

▽新たな成長を最適化する5つの主要な回復段階を理解する

IDCとファーウェイのホワイトペーパーはIDCの調査結果に基づいて、COVID危機、経済の低迷、不況、成長回帰、次のノーマルをカバーする5つの主要な回復段階を描き出す。それぞれの段階で、IDCは1つ1つの影響と特徴を描き、さらに銀行が達成可能な潜在的利益を最大化するために履行すべきであるとIDCが推奨する方向性と戦略も描き出している。

銀行はすでに、COVID危機および景気の低迷段階に対応して、モバイルアプリの効率性および機能、モデルを再構築するために異常時における新規顧客のアクティビティ―およびビヘイビアーを補足するための行動分析、融資などの分野における物理的な窓口がない際により良いサービスを顧客に提供するための支店改革など、多数の戦略を展開し、完全なオンライン銀行商品に向けたトランスフォーメーションをさらに加速してきた。

▽銀行業界ですでに際立っている新しい機能と優先度

銀行が備える新しい機能は、2020年のこの景気低迷特質に絡んだものだけではなく、この時代の新しいテクノロジーおよびデジタル機能によってもたらされたものである。

例えば、回復の初期段階で、実在する危機の衝撃評価は必要である。銀行は可能性があるさまざまなシナリオを通じて、株式資本、流動性、信用力の実情を把握する能力を必要とする。ストレステストを全速力で行う必要があり、最近起きた危機のデータに基づくシナリオをシミュレーションしなければならない。最終的に銀行はリアルタイムの流動性ポジションの透明性に向けて取り組み、例えば、イントラデーダッシュボードはこのような情報を提供するうえで極めて貴重である。これによって、銀行は取引を中止し、未履行契約を解消し、早期に決済するなど、回復を迅速かつ躊躇なく実行することができる。

次に、銀行は特に顧客エンゲージメントのためのコンティンジェンシープランを改訂しなければならない。銀行はモバイルアプリ、アドバイザリーサービスのコブラウジング、さらにはチャットボット・サービスなどのデジタルテクノロジーを通じて、新しい働き方、新しい顧客エンゲージメント様式に移行する能力を必要とする。

銀行は、市場シェアを求めて戦う際にこれらすべての機能を統合するために、データ主導の顧客エンゲージメントを通じて傑出し、あるいは新しいダイナミックなポストCOVID-19に銀行が対応できるようになる新しい製品およびサービスについてやり取りできるアジャイル機能を使用できる能力を備える必要がある。

▽2020年以後のコースを描く銀行幹部にとって必読

このホワイトペーパーはこれらの問題をさらに詳述し、回復の将来段階を模索し、経済低迷から次のノーマル段階までの間に業界に立ちはだかる未知の要素を詳述する。新しいガイダンス枠組みは、世界中のベストプラクティスとビジネスインパクトを定量化するためにResiliency Indexを活用し、「チャンネル」「データおよびアナリティスク」「ワークフロープロセッシング」などのカテゴリーを使用して今回のパンデミックの影響に対処し、立ち直る能力に基づいて、地域レベルでの銀行業界を採点する。このホワイトペーパーは世界の銀行幹部が新しい領域に向かう進路を策定する際に何ができるか、何が最も影響を与えるかなどを理解しようと努めるうえで、銀行幹部にとって必読であることが分かる。

ファーウェイはこれまでに、世界トップ100の銀行のうち45行を含む、世界の1600以上の金融機関にサービスを提供してきた。さらに、ファーウェイは世界の20の大規模な銀行、保険、証券企業と包括的な戦略的提携を締結し、顧客のデジタルトランスフォーメーションにとって信頼される戦略的パートナーになった。

ファーウェイの年次Global FSI Summitはファーウェイが開催し、金融サービス業界のパートナーシップや動向に焦点を合わせた世界規模のICTイベントである。このイベントは2013年に初めて開催され、ソートリーダー、コンサルタント、業界の専門家が参加する。参加者のすべては金融機関の業界エリートである。より詳しい情報はウェブサイトhttps://e.huawei.com/topic/finance2020/en/ を参照。

ソース:Huawei

 

ソース: Huawei