【ジャカルタ(インドネシア)2020年6月12日PR Newswire=共同通信JBN】インドネシア観光・創造経済省は、特別なCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)最新情報と渡航勧告通知のvisiteasia.travelでの発表を開始する。
ASEAN諸国は、COVID-19対策とASEAN加盟諸国内の観光促進に関連する情報を1つのワン・ゲートウエイを通じて広める手段として共有デジタルメディア設備を最大化することで合意した。インドネシア観光・創造経済省が発信する渡航、観光およびCOVID-19パンデミックと闘う手段に関する全ての最新情報は、まもなくwww.visitseasia.travel で閲覧可能になる。
この決定は、2020年6月4日の「コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するASEAN Tourism Communication Team(ATCCT)の特別テレビ会議」の中でATCCT現議長国のマレーシアが行った、COVID-19関連の最新情報を広めるために共通のASEAN観光ウェブサイトを最大化するという提言の後に下された。
visiteasia.travelで公開されるコンテンツには、統計、渡航勧告通知、緩和の取り組み、新政策、各加盟国のCOVID-19対策の成功事例などの特別なCOVID-19関連の渡航コンテンツが含まれる。
会議中、観光・創造経済省(MoTCE)組織間関係部長でインドネシア代表団長のカンドラ・ネガラ氏は、全てのASEAN加盟国の焦点はASEANのデスティネーションの清潔さと安全への旅行者の信頼を回復することだと述べた。
カンドラ氏は「国際社会は知りたがっている。COVID-19に対処するための戦略がAMS(ASEAN加盟国)によってどのように立てられているのか。観光の新たな日常に向き合うために、各国とASEANの観光利害関係者によってどのような取り組みが実行されているのかを」と語った。
「ワン・ゲートウエイ」アプローチを採用するとの決定について、MoTCEコミュニケーション局長のアグスティニ・ラハユ氏は「インドネシアのCOVID-19対策はMinister of Tourism's Regulation No.10 of 2019 concerning Crisis Management(2019年の危機管理に関する観光相規則No.10)に基づいている。この取り組みにおいて、われわれは危機の影響を分析し、それから行動した。それにはコミュニケーションチャネルの強化、旅行者に安心を与えるサービスの導入、危機に対処するための観光と創造経済の人材およびデジタルリソースの配備などが含まれる」と述べた。
インドネシア政府はこのアプローチに沿ってウェブサイトcovid19.go.idを提供してきた。これはインドネシアのCOVID-19データの公式なソースとしてNational Task Forceにより運営されている。特に観光・創造経済部門に対し、MoTCEは通常のCOVID-19関連最新情報もマイクロサイトpedulicovid19.kemenparekraf.go.idで提供している。
デジタル、コミュニケーションリソースの配備に加え、インドネシア政府は保健省を通じてさまざまな部門の複数の健康プロトコルを、旅行者用のHealth Care Card(健康状態通知カード)として文書と電子フォーマット(モバイルとデスクトップ)で発行している。
「ワン・ゲートウエイ」情報スキームに加わるとの決定は、「ASEAN観光戦略計画2016-2025」におけるインドネシアの役割と、アンジェラ・タヌスディビョ観光・創造経済副大臣が2020年4月29日の「ASEAN観光相特別会議」で提唱したインドネシアのデジタル観光戦略の発展をさらに再確認するものである。
ソース:Indonesian Ministry of Tourism and Creative Economy
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