【深セン(中国)2020年6月3日PR Newswire=共同通信JBN】モバイルインターネット向けの通信、エンタープライズ、消費者技術ソリューションの大手国際プロバイダーZTE Corporation(0763.HK / 000063.SZ)は2日、同社とChina Mobile(中国通信)が中国初の5Gメディカル・エッジクラウドプラットフォームを立ち上げたと発表した。これは医療業界の顧客向けの新世代5G情報通信インフラストラクチャーとして、クラウドネットワーク統合アーキテクチャーを採用した業界初の5Gインテリジェントエッジクラウドプラットフォームである。
5Gスライシングテクノロジーおよびエッジコンピューティングテクノロジーを統合した5Gメディカル・エッジクラウドプラットフォームは、医療業界における接続、コンピューティング、ストレージ、ミドルプラットフォーム、サービス、セキュリティーのコア機能要件をワンストップで十分に満たすことができ、このため管理と制御が可能なクラウドネットワーク統合サービスを提供する。
ユーザー側に導入された5Gエッジクラウドは、ネットワークルートを効率的に短縮し、ネットワーク遅延を大幅に削減することができる。さらに、5Gプライベートネットワークの信頼性の高い接続保証機能により、リモート診断・手術、AIアシスタンス、モバイル医療、手術の指導などの革新的な医療アプリケーションが可能になる。
さらに5Gメディカル・エッジクラウドは、医療ヘルスケアのビッグデータを効率的に管理することもできる。エッジクラウドの医療アプリケーションシステムは迅速な相互接続が可能で、データは必要に応じて柔軟に計算、保存、管理される。
5Gメディカル・エッジクラウドは、さまざまな医療アプリケーションシステムを統合したクラウドベースを展開することで医療情報化のコストを大幅に削減することもできる。オープンアーキテクチャーである5Gメディカル・エッジクラウドは、さまざまなアプリケーションに標準インターフェイスを提供し、統合されたスマートメディカルソリューションを病院に提供し、これによってスマートメディカルアプリケーションエコシステムを構築することができる。
これまでに、China Mobileの5Gメディカル・エッジクラウドには100近くのインターネット・メディカルアプリケーションが導入されており、患者がさまざまな医療サービスにアクセスするのに非常に便利となっている。
ZTEとChina Mobile(Chengdu)Industrial Research Instituteは戦略的パートナーとして、5Gイノベーションラボを共同で設立し、双方が業界専用のネットワークテクノロジーとMEC(マルチアクセスエッジコンピューティング)の分野で密接な協力を行っている。さらに、ZTEとChina Mobile(Chengdu)Industrial Research Instituteは、5Gスライシング、MEC、XRなどのテクノロジーに基づき、5Gメディカル・エッジクラウドなど、ヘルスケアおよびその他の分野における革新的アプリケーションを探求してきた。
China Mobileの5Gメディカル・エッジクラウドは、China Mobileの新世代5Gスマートホスピタルソリューションの大規模な利用を加速し、医療情報化の業界開発を促進する。
ZTEは今後もChina Mobileとの連携を強化し、業界パートナーと協力して、より優れたネットワークサービスとよりスマートなアプリケーションを提供する。ZTEは、5Gスマートヘルスケアの新時代を生み出すために、遠隔医療産業の発展を促進するとともに、ヘルスケア部門における新しい情報通信インフラストラクチャーの構築を推進しいく。
ZTEは、消費者、オペレーター、企業、公共部門の顧客に対する高度通信システム、モバイルデバイス、エンタープライズのテクノロジーソリューションのプロバイダーである。通信および情報技術の分野が集約していく中で、ZTEは卓越性と価値をもたらすため、顧客に統合的なエンドツーエンドのイノベーションを提供することに全力で取り組んでいる。香港と深センの証券取引所(H share stock code: 0763.HK / A share stock code: 000063.SZ)に上場されているZTEは、160以上の国で製品とサービスを販売している。
ZTEは年間収益の10%を研究開発に投じ、国際標準規格開発組織でリーダーの役割を果たしている。
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