【長沙(中国)2020年5月19日PR Newswire=共同通信JBN】ズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science and Technology Co.、中聯重科)は4月29日、第1四半期決算を発表した。営業利益は前年同期比4990万元(705万米ドル)増の90億6600万元(12億7600万米ドル)で、コンクリート機械、移動式クレーン、建設用巻き上げ製品の販売が大幅に伸びた。同社の株主に帰属する純利益は10億2600万元(1億4500万米ドル)で、前年比2.39%の成長を遂げた。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックにもかかわらず、従業員、パートナー、コミュニティーの安全と健康、そして成長を伴う事業の継続は、同社の最優先事項である。ズームライオンは、復帰する従業員の健康保護のため、幾つかの予防策を実施した。また、高い職場復帰率により、同社は国内外からの強力かつ増大する市場の需要に確実に対応することができるようになった。「Cloud Marketing(クラウドマーケティング)」のような新しい事業形態は、事業運営を強化し、より良い利益結果をもたらした。収益成長率は、業界の平均実績を大きく上回っている。
▽第1四半期事業アップデート
製品競争力向上の恩恵を受け、同社のより強力な事業部門は着実に成長し続ける一方、新興事業部門は急成長を開始した。市場シェアは、同社の史上最高レベルに達した。
第1四半期中、ズームライオンのコンクリート機械製品の売上高は力強い成長を遂げ、市場の主導的地位を維持した。ポンプトラック製品の売上高は前年比25%増加し、この数年間で最高の販売ピークに達した。移動式クレーンの市場シェアも大幅に拡大し、国内外の販売は過去最高を記録した。ズームライオンは建設用巻き上げ分野で主導的地位を維持し続けている。農業機械産業の急成長により、同社の農業機械事業部門の売上高が増加し、同社の収益性を大幅に向上させた。田植え機などの新製品の販売は市場で好調に推移している。ズームライオンは、土木機械部門の市場を積極的に開拓し、売上高の前年比の売上高の大幅な伸びを達成するとともに、アーム空中作業プラットフォームの販売開始の成功は同社に新たな成長機会を生み出した。
▽COVID-19パンデミック
ズームライオンはCOVID-19に対して、作業と生産の再開を前に職場の安全を確保するための予防策を積極的に講じた。2月5日からの職場復帰以来、同社の生産能力は急速に回復している。
決算発表時点で、同社の生産能力はCOVID-19のアウトブレーク前の時点と同じ水準に到達し、全体の職場復帰率は100%に達している。第2四半期の売上高はより良い成長を達成すると見込まれる。
▽ズームライオンについて
1992年に設立されたズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.、中聯重科)(01157.HK)は、エンジニアリング機械、農業機械、金融サービスを統合するハイエンド機器製造企業である。同社は現在、10の主要カテゴリーをカバーする55の製品ラインから600以上の最先端製品を販売している。