【深セン(中国)2020年4月27日PR Newswire】
*5Gインフラ展開を加速しつつ国際事業の堅実な成長を維持
モバイルインターネット向けの通信、エンタープライズおよび消費者技術ソリューションの大手国際プロバイダー、ZTE Corporation(0763.HK / 000063.SZ)は24日、2020年3月31日までの第1四半期決算を発表した。
発表によると、2020年3月31日までの3カ月間で、 ZTEは214億8400万元の営業売上高を計上した。上場企業普通株主帰属の純利益は7億8000万元に上った。特殊項目を除く上場企業普通株主帰属の純利益は1億6000万元で、前年同期比20.5%増加した。1株当たり基本利益は0.18元だった。
同社は中核的競争力を高めるため研究開発(R&D)投資の強化を続けている。2020年3月31日まで3カ月間のR&Dコストは、営業売上高の15.1%に当たる32億4100万元で、この比率は前年同期比1.2ポイント増加した。
2020年第1四半期にZTEは、従業員の健康と世界の顧客への対応を最優先し、すべての従業員のためにリモートオフィスと顧客サービスの態勢を迅速に確立し、強化した。さらにCOVID-19と戦うべく提携先と調整し、デジタル手段によって順調な生産再開を促進している。
一方でZTEは社会的責任を積極的に果たしている。COVID-19に対する最前線で通信サービスを確保するためにオペレーターと協力し、中国の数百の病院向けに4G/5Gネットワークと遠隔医療診断システムを構築した。
ZTEは責任感のある企業市民として、湖北省の武漢などの地域を支援する資材を寄贈し、世界中の組織と病院へマスクや人工呼吸器などを配布した。また海外のさまざまなオペレーターと連携し、病院と診断を実施して中小企業には事務設備とCOVID-19対策も提供した。
ZTEは産業界のパートナーと組んで、5G や人工知能(AI)といった最新の技術力を生かし、各業界のCOVID-19対策の強化に取り組んできた。具体的には感染症の予防と抑制のため5G遠隔診断やモバイル診断サービス、スマートビデオ・クラウドソリューションもリリースした。
さらに同社は、家庭向け「クラウド・クラスルーム」サービスを始め、オンライン教育を支援した。高い効率と親和性が特徴のZTEの安全なリモートオフィス・ソリューションでさまざまな業界のユーザーは、COVID-19アウトブレーク期間中にリモートオフィス・サービスを活用でき、安全で迅速な業務再開と経済回復の促進が可能になった。
5Gやインダストリアルインターネットなど新たなインフラの加速に伴い、 ZTEはオペレーターの5Gインフラ展開に積極的にかかわり、自社の5G生産能力を着実に広げてきた。各界のトッププレーヤーとの協力を密にして、電力、運輸、金融、政府関係など主要業種でデジタル転換を促進している。
2020年第1四半期末までにZTE は China Mobile(中国移動通信)やChina Telecom(中国電信)、China Unicom(中国聯合通信)の5G RANおよび5G SAコアネットワーク、5Gトランスポート集中型調達で大きなシェアを引き続いて獲得した。中国の複数の都市で5G試験ネットワークを構築し、1ギガを超える5G連続カバー体験を達成した。欧州、アジア太平洋、中東など主要5G市場では5G商用展開も完成している。
さらにZTEは光ネットワーク、Metro WDM、Backbone WDMの分野でも市場シェアの高い伸びを維持した。同社と提携先は共同で86件のアップリケ―ションシナリオを策定し、世界的規模で60件以上の試験プロジェクトを実施し、業界のトッププレーヤーと一連の5Gインテリジェント製造試験プロジェクトを構築した。
端末機器の分野でZTEは初の5Gビデオスマートフォンの ZTE Axon 11 5Gを発表した。世界の30超のオペレーターと5G端末機器協力を強めた。日本の5G端末市場へはオペレーターとの提携によって進出した。
今後ZTEは世界のエピデミック状況を注視し、それに従って世界的エピデミックと戦うために各国の顧客やパートナーと適切な協力を進める。中核事業への集中を揺るがせることなく、新規インフラ建設の機会を生かし、顧客と社会のためにさらなる価値を創造していく。
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ソース:ZTE Corporation