【広州(中国)2020年4月16日PR Newswire=共同通信JBN】第127回中国輸出入商品交易会(広州交易会)(China Import and Export Fair(Canton Fair))は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックに対応し6月中旬にオンライン開催される。
任鴻斌商務相補は「60年以上に及ぶ不断の取り組みを経て、広州交易会は最も長い歴史、最多の製品数と顧客、最良の商談結果を持つ中国最大の総合的な国際交易会となった。第127回広州交易会は実物展示に代わってオンラインでの開催が提案されている。これはCOVID-19パンデミックへの現実的な対応であるとともに革新的発展への大きなイニシアチブでもある」と述べた。
世界経済の不可欠な一部である中国は、グローバルな産業チェーンとサプライチェーンの安定を維持しようと努めており、工場と企業の大半が現在、通常業務を再開している。広州交易会はグローバルパートナーとの自由な貿易の促進にコミットしている。初のバーチャル広州交易会は、家電、消費財、繊維製品、医療およびヘルスケアなど16の主要な輸出部門をカバーする、高品質かつ専門的な製品を扱うオンラインの国際交易プラットフォームを創出する。
先進情報技術を活用し、広州交易会は製品プロモーション、マッチメーキングおよびビジネス交渉のために24時間のオンラインサービスを提供し、中国企業と海外企業双方に遠隔発注を可能にする。
さらに広州交易会は、効率的な国際取引の新たな可能性を探り、一連のクロスボーダーeコマース(国境を越えた電子商取引)ブランド企業を推進するために、クロスボーダーeコマース・ゾーンを設置する。交易会は出展者向けにライブストリーミングサービスを提供し、出展者はカスタム・ライブチャンネルを通じてバイヤーに製品を宣伝することができる。ライブストリーミングは絶え間なく流され、対面交渉またはオーディエンスへのマスマーケティング・プロモーションが可能になる。
商務省対外貿易局の李興乾局長は「われわれは全ての力を積極的に動員し、技術水準を向上させ、優遇企業の範囲を拡大し、支援サービスを拡充し、全ての企業のオンライン体験を向上させる。この未曽有の時期に特別な手段によって特別な意味を持つ格別に素晴らしい『オンライン広州交易会』を開催することを約束する。その時には交易会にぜひ注目してもらいたい」と述べた。
詳細は、http://www.cantonfair.org.cn/en/ を参照。
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