【長沙(中国)2020年4月10日PR Newswire=共同通信JBN】中国のエンジニアリング・農業機器メーカー大手であるズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science and Technology Co.、中聯重科)(01157.HK)は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)と闘う43カ国・地域に対し、医療用品の第3弾となる計70万個の個人用防護具(PPE)を寄付した。寄付された医療用品は、3月末までに中国から発送された後、到着次第、アジア、アフリカ、欧州、北米、オセアニアの5大陸に配送される。
これは、マレーシア、フィリピン、カンボジア、インドネシア、サウジアラビア、ドイツ、オーストラリア、米国を含む海外43カ国・地域のズームライオンの顧客、パートナー、ディーラーから、深刻度を増す世界的なコロナウイルス危機の中で必要不可欠なPPE用品を調達するよう要請を受けたズームライオンの緊急対応である。
ズームライオンのリー・ビン国際事業マネジメント部門ディレクターは「寄付された医療用品は使い捨てマスク、N95医療用マスク、体温計である。当社の資源を最適に割り当てるため、われわれは海外支社、子会社、ディーラーから需要情報を集めた。配達された後、われわれは当社パートナーと共に、困っている現地の人々への分配を支援する」と述べた。
▽親切の返礼
中国がCOVID-19に対応して最高レベルの緊急事態を宣言した際、ズームライオンの海外の従業員は、中国の最前線の医療従事者に寄付するための医療用品の調達に参加した。
リー・ビン氏は「われわれの最も暗い時期に、シンガポールの顧客が自身のグローバルネットワークを利用してマスクを調達してくれたことを決して忘れない。現在世界の多数の国が新たな、急速に変化し続ける状況に直面しており、当社の寄付は親切の返礼のみならず、責任ある国際企業としての役割を果たすためのものだと信じている」と付け加えた。
ズームライオンはこれまでに、イタリアのロンバルディア州と、イタリアのZoomlion CIFA、ドイツのm-tecとWilbertを含むズームライオンの海外子会社に医療用品を2回に分けて寄付した。
リー氏は「協調した取り組みによって、われわれはこの難局を乗り越えることができる」と励ましの言葉を述べた。
▽ズームライオンについて
1992年に設立されたズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.、中聯重科)(01157.HK)は、エンジニアリング機械、農業機械、金融サービスを統合するハイエンド機器製造企業である。同社は現在、10の主要カテゴリーをカバーする55の製品ラインから600以上の最先端製品を販売している。
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