【深セン(中国)2020年3月20日PR Newswire=共同通信JBN】モバイルインターネット向けの通信と法人・消費者向けテクノロジーソリューションの国際的大手プロバイダー、ZTE Corporation(0763.HK / 000063.SZ)は19日、China Telecom(中国電信)深セン支社と共同で、業界初の400G OTNクラスターシステムの商用試験を開始した。
同システムは最大64波長の400Gをサポートし、容量は100Gシステムの3.2倍である。このシステムは、企業専用回線のクロスリング・ノンブロッキング・スケジューリング要件を効果的に満たし、ネットワークのO&Mの問題を軽減し、5G伝送ネットワークの高速かつ安定した運用に役立つ。
ZTEとChina Telecom深セン支社は業界初の400G OTNクラスターソリューションをネットワーク内の複数のスーパーコアノードに展開、各サイトは128のサービススロットと64Tのクロスコネクト容量をサポートする。
一方でこのソリューションは、SDH機器の段階的廃止がもたらす多くの低粒度サービスのノンブロッキング・スケジューリング要件を満たし、5G、ギガビットブロードバンド、企業向け専用線サービスの高速転送を効果的に実現し、これによって運用・保守の困難さを大幅に低減し、顧客のネットワークの運用・保守コストを削減する。
さらに、CEバンドを採用したこのソリューションには、ZTEの主力OTNデバイス、ZXONE 9700が導入されている。このデバイスは100Gシステムの3.2倍の25.6Tの最大ネットワーク容量をサポートし、これにより、さらなるネットワーク拡張の要求を満たしつつ、顧客の先行投資を節減する。
加えて、転送効率を一層向上させることを目指し、同プロジェクトは32度ROADM光レイヤー・アーキテクチャーで展開されている。このアーキテクチャーがMANの平坦性とフルメッシュの多方向接続を可能にしてワンホップ伝送をサポートするため、OTNサービスの転送遅延が減少し、ユーザーエクスペリエンスが向上、MANコアノードの帯域幅の負荷が軽減される。
GlobalDataの最新の評価によると、ZTEのZXONE 9700シリーズは「コアパケット-光伝送」と「メトロパケット-光伝送」部門で「リーダー」の評価を維持している。
深遠な技術経験と光ネットワーク分野での確固たる市場地位により、ZTEは400以上の100G/B100Gネットワークを世界中に展開、その総ファイバー長は40万kmを超える。
2020年3月にリリースされたDell'Oro Groupの最新レポートによると、ZTE光ネットワークデバイスの市場シェアは2019年に2.4%増加し、増加率の最も大きかった2つのベンダーの1つになった。さらにOmdiaは、ZTEが2019年のグローバルOTNスイッチング市場で第2位に入ったことを明らかにした。
ZTEは、消費者、事業者、企業、公共部門の顧客向けに、高度な通信システム、モバイルデバイス、エンタープライズテクノロジーソリューションを提供している。ZTEの戦略の一環として同社は、電気通信分野と情報技術分野の一体化が進む中、卓越性と価値をもたらす統合E2Eイノベーションの顧客への提供に取り組んでいる。香港と深センの証券取引所に上場している(H株コード:0763.HK / A株コード:000063.SZ)ZTEは、160カ国以上で製品とサービスを販売している。
ZTEはこれまでに、欧州、アジア太平洋、中東・アフリカ(MEA)などの主要市場で46の商用5G契約を獲得している。ZTEは年間収益の10%を研究・開発に充て、国際標準化組織で指導的役割を果たしている。
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