【タールパーカー(パキスタン)2020年3月2日PR Newswire=共同通信JBN】世界をリードする発電と産業設備のメーカーでありサプライヤーで、ワンストップのエネルギーソリューションを提供するShanghai Electric Group(以下「Shanghai Electric」または「同社」)は、Thar Block-1 Integrated Coal Mine-Power Project(タール・ブロック1統合石炭火力発電計画)の炭鉱計画について資金調達を達成したと発表した。タール炭田はアジア最大で、亜炭資源の埋蔵量は1750億トン以上と見積もられ、パキスタン南東部のシンド州タール砂漠の9000平方キロメートルの地域に及んでいる。
Thar Block-1 Integrated Coal Mine-Power Projectでの炭鉱は780万トンの年間生産量を計画しており、2基の660メガワット石炭火力発電所を備え、この計画は自前、かつ利用しやすい料金で信頼性の高い1320メガワットの電気をパキスタンの400万世帯に供給することができる。
Thar Block-1 Integrated Coal Mine-Power Projectは中国・パキスタン経済回廊(CPEC)の支援の下に開発された。石油から石炭に移行することでエネルギー安保を改善し、発電の平均コストを削減するパキスタン政府の取り組みの一環である。この計画は国家の送電網を活性化し、燃料コストに基づく外国為替の貯蓄をさらに促進することにも役立つ。
サイヤド・ムラド・アリ・シャー・シンド州知事は、Shanghai Electricが現地で調達された燃料からの恩恵プロセスの促進を支援していること、そして現地コミュニティーに経済的利益をもたらすタール炭田発電所の開発におけるShanghai Electricの重要な役割について感謝した。
現時点で、この計画は908人超の現地労働者を雇用しており、建設のピーク時にはさらに多くのスタッフを雇用する。Shanghai Electricは地域の教育、健康、インフラ、全体的な生活様式を改善してタールの現地コミュニティーを支援するという発展の取り組みを、精力的かつ熱心に行うと約束している。このため、この計画は同地域の社会的発展で不可欠な役割も果たす。
Thar Coal Block-1 Power Generation Company(PVT)LtdのPRマネジャーでパキスタンのShanghai ElectricのSPVであるチァン・シャオレイ氏は「われわれはパキスタンに、初の大規模で現地の石炭をベースにした電気プロジェクトをもたらし、支援できることを誇りに思う。現地政府からの支援にも感謝している」と述べた。
Shanghai Electricはこの計画のポジティブな勢いを活用し、既にタール炭田で発電所の建設を始めている。同社はパキスタン政府が要求する年間の平均純効率性よりも高い純効率性で稼働する超臨界技術を備えた発電所を展開する。それに加え、2022年の発電開始時には環境への影響を低減するため二酸化硫黄の排出を低く抑えるなど、同発電所の酸性ガス除去率は優れている。
▽Shanghai Electricについて
Shanghai Electric Group Company Limited(SEHK:2727、SSE:601727)は主としてエネルギー設備と産業設備の設計、製造および販売に携わっている。同社は、風力タービンと部品および原子力発電設備の製造と販売などの新エネルギー事業、火力発電設備の製造販売、送配電などのクリーンエネルギー事業、エレベーターとモーターの製造販売を含む産業設備、火力発電と送配電プロジェクトの建設プロジェクトの契約および複数の事業を含む現代サービス産業に重点を置いている。
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