【深セン(中国)2020年2月26日PR Newswire=共同通信JBN】ファーウェイ(Huawei、華為技術)は25日、世界中にライブストリームされたIndustrial Digital Transformation Conference(産業デジタル転換カンファレンス)で、OptiXtrans DC908とSmartLi UPSとともに次世代のOceanStor DoradoとAirEngine Wi-Fi 6の4つの2020年主力製品を発表した。これらの製品は、その優れたパフォーマンス、超大容量、超高速、超長期サービスライフで第3者組織および顧客に広く認識され、推奨され、独自のイノベーションによって顧客ニーズに応えてきた。
▽Huawei OptiXtrans DC908は超広帯域と簡略化されたアーキテクチャーによってData Center Interconnect(DCI)ネットワークを構築する
Huawei OptiXtrans DC908は、220の波長を実現する100Gと800Gの間での柔軟な設定をサポートする波長当たり800 Gbit/sの超大容量と、将来にも使用可能なSuper C+Lテクノロジーを搭載している。この最先端の製品は、エンタープライズ顧客がクラウド時代の大量データフローの課題に容易に対処し、継続的にビットあたりのコストを軽減し、光ファイバーの価値を最大限に引き出し、顧客の投資リターンを向上させることを支援する。単一の2Uデバイスは、最大12.8 Tbit/sの超高インテグレーションをサポートできる。アーキテクチャーでは、Huawei OptiXtrans DC908は光と電気の両方のインテグレーションをサポートし、5種類のボードを単一ボードに統合して、デバイスのフットプリントを軽減するとともに機械室のスペースを節約する。ネットワークレベルのwebGUI、自動ファイバー検索、自動コミッショニングテクノロジーで駆動されるHuawei OptiXtrans DC908は、ITテクニシャンがマウスでクリックすれば8分で新しいサービスを展開することを可能にする。同時にファーウェイのAIテクノロジーはインテリジェントなネットワークO&Mを実現し、これによって劣化故障の60%以上を自動的に予知でき、故障原因の自動分析を通じて誤認アラームを削減する。
この製品は、GlobalDataリリースのData Center Interconnect: Competitiveness Analysis and Assessment Report 2019で「リーダー」として認められた。ファーウェイはこのコンテストに初めて参加した。2019年末までに、Huawei DC OptiXソリューションは、インターネットOTTセクターで中国のバイドゥ(Baidu)、オランダのAMS-IXなどのISP顧客、ギリシャ中央銀行などの金融リーダーを含む、60カ国以上の120を超える主要な業界顧客がDCIネットワークを効果的に展開することを支援してきた。
▽Huawei SmartLi UPSは常時接続で使い勝手が良く、付加価値によって電力をデジタル化する
極めて信頼性が高く、常時接続:デジタル化はエンドツーエンドの信頼性を保証する。このデバイスは、業界で最もセキュアな電池を使用している。UPS、バッテリーアレイ、バッテリーパックは、3レイヤー管理システムを構成し、判明した盲点を解消する。SmartLiは独自の電流バランス制御モジュールを内蔵し、バッテリーモジュール・レベルのフォールトトレラント設計を実現し、単一障害点を解消する。
オンデマンド展開と使い勝手:デジタル化は、シンプルかつ効果的なユーザー体験を再現する。O&MはiPowerインテリジェント管理を採用することによって、受動的ではなく能動的に運用できる。97%の業界最高の効率を誇るUPSモジュラー設計は、電源モジュールのオンデマンド展開と拡張を可能にする。SmartLiは、新旧のバッテリーの混合利用をサポートし、これによってバッテリーおよびUPSの同時展開とその容量の同時拡大が可能になる。
リチウムイオン搭載、鉛蓄電池非搭載でより多くの価値を生み出す:従来の鉛蓄電池UPSソリューションと比較して、SmartLi UPSは最大15年のサービスライフがあり、電源システムのフットプリントを70%削減、これによってその他のITデバイスにスペースを提供する。このバッテリーモジュールは、ピーク時と非ピーク時の間で電力消費のバランスを効果的にとり、顧客の電源コストを軽減し、エネルギーを節約して顧客により多くの価値を提供する。
▽ESG Labが推奨するインテリジェントなオールフラッシュ・ストレージである次世代のOceanStor Dorado
エンドツーエンドの超高速プラットフォームであるファーウェイの次世代OceanStor Doradoインテリジェント・オールフラッシュストレージは、業界トップの2000万IOPSと0.1msのレイテンシーを実現する。完全相互接続で高信頼性のSmartMatrixアーキテクチャーは、単一システムが8基ある中で最大7基のコントローラーの障害に耐えることを可能にし、エンタープライズの中核サービスの継続を保証する。AIベースのディープラーニングは、リードキャッシュヒット率を50%向上させ、クラウドベースAIはフルライフサイクル・インテリジェントなオペレーション&メインテナンス(O&M)を可能にしてストレージシステムのメインテナンスをこれまで以上に容易にする。
ESG Labの最新テストは、ファーウェイの次世代OceanStor Doradoが最速の0.081msのレスポンス・レイテンシー、100%のロードバランシング、5年間で78%のTCO節約を提供することを明らかにした。ESGはまた、次世代のオールフラッシュ・ストレージはエンタープライズがパフォーマンスを向上させ、TCOを軽減することに役立つソリューションであり、ファーウェイのOceanStor Doradoは最適な選択であると推奨している。ファーウェイのOceanStor Doradoは、データベース、仮想化、大規模VDI展開シナリオで幅広く使用され、エンタープライズがデータ価値を引き出し、デジタルおよびインテリジェント転換を加速する。
▽Huawei 5Gで駆動されるAirEngine Wi-Fi 6は、100Gbpsを超えるピークレートを備えた業界初のWi-Fiになった
ファーウェイはAirEngine 8700、AirEngine 6700、AirEngine 5700シリーズを発売し、すべての屋内および屋外アプリケーションシナリオをカバーしてきた。AirEngine 8760のエアインターフェースレートは、業界2位の製品の2倍となる10.75 Gbit/sを実現している。これは10 Gbit/s以上のインターフェースレートを誇る世界初のWi-Fi製品であり、Wi-Fi 6パフォーマンスの新しい基準を設定した。この画期的な製品は、高密度アクセス(例えばオフィス、会議室、スタジアム、空港ビル、鉄道駅)、HDビデオアプリケーション(例えばVR/AR授業、4K/8Kビデオ会議)、キャンパスモバイル生産(例えばAGVロボット)、IoT+Wi-Fiコンバージドアクセス(例えばショッピングモール、スーパーマーケット、スマートキャンパス)、その他の公共ネットワークサービス(例えば町の広場、街路)など、さまざまなシナリオでネットワーク体験を大幅に向上させる。
Huawei Industrial Digital Transformation Conferenceの詳細はウェブサイトhttps://e.huawei.com/topic/mwc2020/en/ を参照。
ソース:Huawei
写真 - https://photos.prnasia.com/prnh/20200225/2729860-1?lang=0