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Sinopecが勝利油田での画期的な掘削でSinomacs ATS I ステアラブル掘削システムをマスター

Sinopec
2020-01-05 23:30 2863

【北京2020年1月5日PR Newswire=共同通信JBN】China Petroleum & Chemical Corporation(以下「Sinopec」ないし「同社」)(HKEX: 386; SSE: 600028; NYSE: SNP)はこのほど、12月13日から19日にかけ山東省SLOF(勝利油田)の油井で141時間ノンストップで作業後、自社開発のSinomacs ATS I型ロータリーステアラブル掘削システムが深度857メートルまで掘削したという大ブレークスルーを発表した。

SinopecがSLOF(勝利油田)での大ブレークスルーでSinomacs ATS I ステアラブル掘削システムをマスター
SinopecがSLOF(勝利油田)での大ブレークスルーでSinomacs ATS I ステアラブル掘削システムをマスター

Sinomacs ATS I のビルドアップ率は30メートル当たり最大6.6度に達し、その全体的な性能は、著名な掘削リグ技術専門家のリュー・ルーシャン氏により「従来のロータリー掘削システムに関連する諸問題を解決した画期的な成果」と評された。

ステアラブル掘削システムは、将来を見据えた迅速なドリルアシスタントであり、より低いコストで地下のガス・石油貯留層をより速く掘削することを可能にする。このシステムは設定された軌道を正確にたどり目標に到達することができるため、石油会社が水平坑井掘削を完了するための望ましい技術である。

世界の傾斜井の40%以上がこのシステムを実装しているが、多くの分野がR&D(研究開発)プロセスに関与しているため開発が非常に難しい技術である。

Sinopec R&Dチームは、機械部品、電子機器、ソフトウエアに関する無数の実験、テスト、刺激から生まれた設計原理と計算をゼロから始めた。最初の静的プッシュ型ステアラブルロータリー掘削システムは2012年12月に生み出された。

1年後、Sinopecのステアラブルロータリー掘削システムは、フィールドテストでの地上監視、双方向通信、MWD、およびダウンホールステアリング制御の4つのモジュールすべてで引き続き成功を収めた。

1999年以来、Sinopecはステアラブルロータリー掘削システムを独自に研究・開発してきた。20年後、それはついに独自の知的財産権を持つ完全な技術および機器システムとなった。

Sinopec Oilfield Service Corporationの副会長兼エグゼクティブディレクターのチェン・シークン氏は「石油市場が低迷していたときでさえ、Sinopecはステアラブルロータリー掘削システムのR&D確保に膨大なリソースを投資した」と語った。

さらに同氏は「Sinopecは、将来的にこの技術を量産するためのステアラブルロータリー掘削システムのアプリケーションの開発と推進を継続し、Sinopecのガス・石油サービスがハイエンドで専門的な開発の道に向け進む」と述べた。

▽Sinopec Corp. について

Sinopec Corp. は中国最大級の総合的エネルギー・化学企業である。主な事業には、石油・天然ガス、石油化学・石炭化学製品、合成繊維、肥料などの化学製品、ならびにその他の商品および技術の探査、生産、輸送、販売などがある。さらに、Sinopecはエネルギー技術の研究、開発、応用に取り組んでいる。

「より良い生活を推進する」を企業の使命とするSinopecは、価値志向、イノベーション主導の開発、総合的な資源配分、開かれた協力、グリーンで低炭素の成長戦略を追求し、世界をリードするエネルギー・化学会社を構築している。

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ソース:SINOPEC

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