【クウェート市(クウェート)2019年12月17日PR Newswire=共同通信JBN】China Petroleum & Chemical Corporation(以下「Sinopec」ないし「同社」)(HKEX: 386; SSE: 600028; NYSE: SNP)はクウェートにあるアルズール製油所プロジェクトの中央ユニットをこのほど完成した。同製油所は中東最大の製油所として、クウェートを3150トンの年間処理能力を擁する中東最大のクリーンな産油国にする。
2015年10月に開始されたアルズール製油所プロジェクトは、中国・クウェート協力の最新の成果であり、これまでに世界最大の1回限りの建設という記録も保持している。50カ国・地域から約500社が同プロジェクトに参加した。この世界クラスの製油所は13億9000万米ドルの投資で建設されつつあり、主にガソリン、ディーゼル油、灯油をユーロ5排出基準で生産する。
Sinopec Luoyang Engineeringはアルズール製油所プロジェクトのゼネコンの1社として、インテリジェントな共同作業システムを採用し、仮想設計を使用してグローバルパートナーと調整し、データを共有して、水素化脱硫プラントを含む15のプロセス生産プラントを完成させた。
地元産の原材料に重点を置くことで、クウェートの製造業と地元経済の発展を促進し、多数の雇用機会を提供した。
アルズール製油所のプロジェクトマネジャーであるウサマ・アリ氏はSinopecを「信頼できる、プロフェッショナルで勤勉なパートナー」と高く評価し、Sinopecが引き続きクウェートでのプロジェクトに参加することを望んでいる。
アルズール製油所は、世界市場に高付加価値で高品質のクリーン燃料を提供する。また、国内経済の移行を前進させる中で、クウェートにとって新しいマイルストーンでもある。
60年の歴史を持つSinopec Luoyang Engineeringは、4300件の大中規模の建設プロジェクトを完成し、国内外で1061件の特許を取得してきた。
独立したイノベーションを堅持するSinopecは、石油精製、エチレン、芳香族炭化水素などの分野で世界をリードする一連の技術とソリューションを保有し、1000万トンの製油所、100万トンのエチレン・ユニット、100万トンの芳香族炭化水素ユニットを建設する能力を備えている。
2016年、Sinopecの最初の海外製油所プロジェクトであるサウジアラビアのYanbu Aramco Sinopec Refining Companyが正式に操業を開始した。その1年後、Sinopecはカザフスタンのアティラウ製油所のアップグレードを完了した。
詳細な情報はhttp://www.sinopecgroup.com/group/en/ を参照。
▽Sinopec Corp. について
Sinopec Corp. は中国最大の総合的エネルギー・化学企業である。主な事業には、石油・天然ガス、石油化学・石炭化学製品、合成繊維、肥料などの化学製品、ならびにその他の商品および技術の探査、生産、輸送、販売などがある。さらに、Sinopecはエネルギー技術の研究、開発、応用に取り組んでいる。
「より良い生活を推進する」を企業の使命とする、Sinopecは、価値志向、イノベーション主導の開発、総合的な資源配分、開かれた協力、グリーンで低炭素の成長戦略を追求し、世界をリードするエネルギー・化学会社を構築している。
ソース:Sinopec
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