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Zoomlionのタワークレーンが世界最長の道路・鉄道併用海上橋の巻き上げ作業を完了

Zoomlion
2019-12-16 16:11 2949

【平潭(中国)2019年12月16日PR Newswire=共同通信JBN】

*「東のバミューダ」に建設

Zoomlion(01157.HK)製の自社開発高性能タワークレーン35基が、世界最長の道路・鉄道併用海峡橋である平潭道路・鉄道併用橋プロジェクトの巻き上げ作業を完了した。巻き上げ機械のプロバイダーであるZoomlionは、「世界で最も難しい」橋梁建設プロジェクトと呼ばれるもののためにカスタマイズされた機械により海象エンジニアリングにおける新たなベンチマークを確立した。

「Bermuda of the East(東洋のバミューダ)」に建設:Zoomlionのタワークレーンが世界最長の道路-鉄道併用海上橋の巻き上げ作業を完了
「Bermuda of the East(東洋のバミューダ)」に建設:Zoomlionのタワークレーンが世界最長の道路-鉄道併用海上橋の巻き上げ作業を完了

Zoomlionの高性能設備シリーズは、このプロジェクトの請負業者であるChina Railway Major Bridge Engineering Group Co., Ltd.(MBEC)により最終候補に選ばれた。このクレーンシリーズは超大型D1100-63Vタワークレーン、TC7035-16ハンマーヘッド・タワークレーン、フラットヘッドTCT7015A-10Eタワークレーンを含む。

平潭大橋は3基の斜張橋を含む全長16.32キロメートルの橋梁プロジェクトで、東シナ海の海壇海峡に架かる。この海峡は厳しい海象条件のためしばしば「東洋のバミューダ」と呼ばれる。強風、高潮、下層流、高波が、建設現場ではまれにしか見られない特有の作業上の課題を突きつける。

平潭大橋プロジェクトは、ブルジュ・ハリファのタワーを8基建設するのに十分な、30万トン超の鉄鋼と266万トン超のセメントなど大量の建設資材を使用する。Zoomlionは巻き上げ装置の主要なプロバイダーとしてこのチャレンジングな作業を引き受けた。

過酷な環境と過密なスケジュールにもかかわらず、Zoomlionのタワークレーンは、プロジェクトが納期通りに完了するよう、継続的に安定した作業性能と高効率性を提供した。

この地域の強風に対処するため、Zoomlionの研究チームは一連の技術的ソリューションを創出した。ZoomlionのResearch InstituteのLarge Flat-arm Tower Crane Platform担当プロダクトディレクターであるチェン・チャンミン氏は「耐風性を確保するためにD1100-63の構造を再設計した。向上したD1100-63タワークレーンは風力7にさらされてもジャッキアップすることができ、風速20.7メートルにあたる風力8までは安全に操作することが可能だ。極端なケースでは、風速46メートルまでの風のスピードに耐えることができるが、これはカテゴリー14の台風に匹敵する」と述べた。

チェン氏は「D1100-63タワークレーンにサイクロトロン部品を加えたが、クレーンが過酷な気象条件下でも回転できるよう、アームの長さは変えなかった」と付け加えた。

平潭道路・鉄道併用大橋プロジェクトは、複雑な海象状況の下で建設される最初の海上橋で、風力10の風に耐えるよう建設される。この橋は2020年に開通する見通しである。

▽Zoomlionについて

1992年に設立されたZoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.(01157.HK)は、エンジニアリング機械、農業機械、金融サービスを統合するハイエンド機器製造企業である。同社は現在、10の主要カテゴリーをカバーする55の製品ラインから460以上の最先端製品を販売している。ウェブサイトen.zoomlion.com/ を参照。

ソース:Zoomlion

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20191216/2672226-1?lang=0

ソース: Zoomlion
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