【ダラス2019年12月2日PR Newswire=共同通信JBN】チーフエグゼクティブの最高のグローバルリーダーシップコミュニティーであるYPOは2日、アナスタシオス(タソス)・エコノモウ(Anastasios (Tassos) Economou)氏をYPO取締役会の2020-2021年の会長に選出したと発表した。YPOの最高の選出役職である。
エコノモウ氏はこの役職に就く69番目のメンバーで、現職のエリザベス・ズッカーYPO会長の後任となる。エコノモウ氏の任期は2020年7月1日に始まる。
YPOモナコのメンバーであるエコノモウ氏は、iGroupの創業者兼マネジングディレクターである。相対価値投資に重点を置くiGroupは、ビジネスサイクルの下層にある業界にスポットを当て、それに投資することを目指している。iGroupが主に進出している業界には、海運、テクノロジー、スピリッツ(アルコール)、不動産、バイオテクノロジーが含まれる。
エコノモウ氏は「YPOは私にとって非常に大切な存在であり、私の第2の家族である。われわれの価値と、ともに過ごす時間を大切にしたい。会長としての立場からYPOにさらに奉仕するため選ばれたことに恐縮している。私は、この家族に奉仕し、YPOの経験をこれまで以上にすべての同僚と関連付けることを楽しみにしている」と述べた。
YPO会長は取締役会の同僚メンバーによって選出される。エコノモウ氏は、ピアリーダーシップ(同僚指導体制)の基準を設定したYPOの創立者で初代プレジデントのレイ・ヒコック氏の遺産を引き継ぐ。
ズッカー氏は「タソス(エコノモウ氏)は、ビジネスの識見、YPOの経験、エネルギッシュな個性の素晴らしい組み合わせをYPO会長の役割にもたらし、それは当組織に驚くべき影響を与えることになろう。来年、彼とともに仕事をすることは私の大きな喜びであり、名誉でもある」と語った。
エコノモウ氏は2005年にYPOに入社し、25以上の指導的地位を保持し、支部、地域とグローバルのレベルで積極的なメンバーを務めてきた。
同氏はYPO取締役会の選出取締役で、現在、Membership Council(メンバーシップ評議会)の議長、Chapters and Regions Committeeの共同副議長、Strategy and Finance Committeesのメンバーである。同氏はまた、Chapter Model and Prominence and Diversity Work Groupsのメンバーでもある。
エコノモウ氏は2017年、メンバーシップ開発サービスにおけるYPOの最高の栄誉であるAlexander L. Cappello賞を受賞した。同じ年に、同氏は欧州地域での仕事に対しBest of the Best YPO Region賞を受賞した。エコノモウ氏はYPO LAB(Leaders Across Borders)プログラムのクリエーターでもある。このプログラムは、メンバーがストーリーテリングを通じて人生を変える瞬間を共有し、同僚を鼓舞するものである。
▽YPOについて
YPOは、世界にはより良いリーダーが必要であるとの信念に基づき、130カ国以上で2万8000人を超えるチーフエグゼクティブを擁するグローバルリーダーシップコミュニティーである。YPOメンバーは、多様なコミュニティー間のオープンな共有と信頼に基づき、それぞれ互いに刺激を与え合い、挑戦し合う。メンバーの企業は、業界や業種で多様であり、世界中で2200万人を雇用し、年間収益9兆米ドルを生みだしている。詳細はypo.orgを参照。
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