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データ駆動型インテリジェントバンキングが東南アジアの金融包摂を促進

Huawei
2019-09-19 14:38 1191

【上海2019年9月19日PR Newswire=共同通信JBN】ファーウェイ(Huawei、華為技術)は、Chinasoft International(CSI)と提携し、HUAWEI CONNECT 2019の総合データレイクをベースとするインテリジェント金融データソリューション(Intelligent Financial Data Solution)をリリースした。このソリューションは、東南アジアおよびその他の市場の金融機関が、事業効率の向上とイノベーションの推進を図りつつ、一般利用者が際限ないインテリジェント金融サービスにアクセスしやすくできるよう設計されている。

将来、際限ない金融サービスは銀行の物理的な境界を越えて移動し、あらゆる場所の人々に届くようになる。例えば、中国のモバイル決済は、2013年の16億7400万から2018年には36倍の605億3100万になり、便利な金融サービスが主流になった。インテリジェントサービスは、経験に基づく金融に代わってデータに基づくインテリジェント金融になり、顧客に優しいサービスを提供すると同時に、銀行の業務効率、リスク管理、意思決定を支援する。中国の銀行業界は、ビッグデータ分析と従来の信用調査を統合することで、1分での融資承認を実現した。

ファーウェイ・エンタープライズの金融サービス業界プレジデントであるサオ・チョン氏は「金融業界の変革と発展は、ビッグデータ、AI、ブロックチェーンなどの先端技術によって推進されている。際限ないインテリジェント金融づくりと、データ駆動型、AI対応のオープンな分散型アーキテクチャーの採用は、金融機関の今後の成功に不可欠となるだろう」とコメントした。

銀行がデータの価値を現実化しようとする時、通常、複数のチャネルから入ってくる複数のタイプのデータ、集約されたデータの分析の困難さ、データの不十分な活用など、さまざまな課題に直面する。ファーウェイのインテリジェント金融データソリューションは、インテリジェントデータインフラストラクチャー、総合データレイク、データとビジネスの有効化という3つのレイヤーを提供することで、これらの課題に対処する完璧なソリューションを用意している。これが効率的なデータアクセスと総合データ分析を保証し、データサービスにより上位層アプリケーションが利用可能になり、銀行は正確なマーケティング、リアルタイムのリスク管理、迅速な業務を実現できるようになる。

ファーウェイのインテリジェント金融データソリューションは既に、中国の多くの金融機関の革新的なシナリオごとのアプリケーションづくりを可能にしてきた。例えば、トップレベルのリテール銀行がリアルタイムのインテリジェントリスク管理を実行し、年間10億元相当以上の不審な取引を阻止するのに役立っている。保険会社が疑わしい詐欺案件をインテリジェントに識別し、50%以上削減する役にも立っている。

Chinasoft International(CSI)東南アジア事業部のビンセント・ジュー副部長は、この共同ソリューションの発表で、CSIが東南アジアの大手銀行と協力し、インテリジェントサービスの提供やリアルタイムのリスク管理実現といった複数のシナリオの共同イノベーションとテストを実施したことを明らかにした。このプロジェクトは2019年に商用利用が開始される予定で、東南アジアの金融業界におけるHuaweiとCSIの提携の重要な節目となる。

ジュー氏は「マレーシアでの商用利用案件は、東南アジアの他の金融機関にとって有益な参考資料になるだろう。ファーウェイとCSIは今後3-5年にわたり、東南アジアの金融企業が際限ないインテリジェント金融サービスを導入し、顧客体験と事業効率を高め、成長機会を加速し、コストを削減するのを支援していく。銀行は将来、データサービスプロバイダーと総合データレイクのサポートを得て、インテリジェント金融シナリオにますます注目するようになるだろう。AIファイナンスの時代が到来するのだ」と語った。

この共同ソリューションの3つの差別化された優位性は、総合的、インテリジェント、効率的なことである。それは、銀行が総合データレイクを融資用に再定義し、よりインテリジェントでリアルタイムのデータ分析を実現し、データから価値への転換とデジタル変革を加速させるのに役立つ。

ソース:Huawei

ソース: Huawei
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