【台北2019年9月2日PR Newswire=共同通信JBN】Kavalan Distillery(カバラン蒸留所)の2019年世界販売第1弾が2日、台湾のバーや棚に展開した。追って海外でも発売される。
ヴェスパーマティーニをベースにするカクテル「Long Story Short」は、ウオッカの代わりにKavalan(カバラン)のConcertmaster Sherry Finish(コンサートマスター・シェリーフィニッシュ)を使用する。それは、甘いドライフルーツと香ばしいナッツを重ね合わせたトロピカルフルーツ特有の深みがある。
KavalanのConcertmaster Sherry Finishはアルコール度数40%のConcertmaster部門2番目のウイスキーで、蒸留所の特別保存詰め替えカスクで熟成させた後、スペインの最高級シェリーカスクでも熟成される。
Kavalanのリー最高経営責任者(CEO)はこのウイスキーについて、極めてエレガント、リッチでシルクのような滑らかさに、濃厚なドライフルーツと香ばしいナッツのノートが伴うと評している。
リー氏は、台北に新規オープンしたKavalanウイスキーバーがConcertmaster Sherry Finish発売を機に、特製カクテルをつくり出したことを明らかにした。
リー氏は「アイコニックなボンド・ヴェスパーマティーニをベースにしているが、リン・シェイン・ヘッドバーテンダーがレシピのウオッカをConcertmaster Sherry Finishに代えるところだけ異なる。これがフルーティーさを加え、一層の深みとコクを与える」と述べた。
リン氏は新ウイスキーのクリーン、ピュアでバランスのとれたプロフィルにインスピレーションを受けた。彼が生み出したカクテルはシャープで爽やか。その名前「Long Story Short(早い話が)」はカクテルの効果に触れている。007に感化された飲料に対する期待通りである。
▽Long Story Short
マスターブレンダーのイアン・チャン氏は、Concertmaster Sherry Finishが2段階の熟成プロセスを経ると述べた。第1段階、蒸留所の高品質アメリカンオーク詰め替えカスクによる長期熟成によって、Kavalan Distillery蒸留酒の純度とフルーティーさが発展し、ウイスキーに繊細な香りを与える。
第2段階は、シェリー熟成アメリカンオーク・カスクの仕上げでウイスキーにいくつもの複雑な層を与え、さらに、台湾特有の亜熱帯気候が可能にする深い香りをもたらす。
チャン氏は「最初のConcertmasterのように、シェリーカスク仕上げは香りを落ち着かせ、深みと多くの層を加え、ウイスキーに信じられないほどの柔らかさを閉じ込める」と述べた。
この部門最初のConcertmasterは、ポルトガル・ルビーポートのカスク仕上げである。「コンサートマスター」はオーケストラのリードバイオリニストで、舞台で最も腕の立つ演奏者として尊敬されている。KavalanのConcertmasterシリーズは、ウイスキーの中に香りと風味をうまくブレンド、調合して、言い表せない深みとバランスを生み出す。
▽Concertmaster Sherry Finishテイスティングノート
▽Kavalan Distilleryについて
宜蘭県のKavalan Distillery(カバラン蒸留所)は2005年以来、台湾でシングルモルト・ウイスキーの技術を先導してきた。強烈な湿気と熱気の中で熟成される当社のウイスキーは、雪山の湧水に由来し、涼しい海と山の微風が大きな影響を与えている。このすべてが合わさってKavalanの特徴的なクリーミーさを創り出す。宜蘭県の旧名を取った当蒸留所は、親会社King Car Group(金車集団)の約40年の飲料製造によって支えられている。当社は業界の最も競争の激しいコンクールで360を超える金賞またはそれ以上の賞を獲得、製品は70カ国以上で入手できる。詳細は www.kavalanwhisky.com を参照。
ソース:Kavalan
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