【上海2019年5月2日PR Newswire=共同通信JBN】中国初の4日間のメーデー休日が近付くにつれ、海外観光市場はますます熱気を帯びてきた。中国OTA数社のデータによると、中国人観光客の約60%以上が今回のメーデー休日中に海外旅行を計画しており、彼らの旅行先は一層多様化している。
これまでのところ、観光客は174の国・地域でUnionPay(銀聯)カードを便利に使うことができる。そして今年初めから、欧州、アフリカ、南アジアでUnionPay(銀聯)カードの使用はますます簡単になっている。最近、銀聯国際(UnionPay International)は中国本土以外の40カ国・地域の何万もの有名加盟店と提携し、UnionPay(銀聯)カードホルダーに最大20%の特別割引を提供してきた。これらの参加加盟店の中で、1万店以上がUnionPay(銀聯)モバイル決済製品で支払う顧客に割引を提供する。
UnionPay(銀聯)はサービス機能強化を継続
これまで、UnionPay(銀聯)決済は、中国本土外の2600万を超える加盟店で利用可能で、ほぼすべての人気のある観光地をカバーしている。そしてUnionPay(銀聯)カードはますます多くの分野で受け入れられている。例えば欧州では、90%以上の国・地域がすでにUnionPay(銀聯)カードを受け入れている。2019年第1四半期には、バルト諸国のエストニア、ラトビア、リトアニアの多くの飲食店、ホテル、スーパーマーケットがUnionPay(銀聯)カードの受け入れを開始した。これによりこれら諸国でのUnionPay(銀聯)カードの受け入れ率は50%に押し上げられるだろう。北欧では、UnionPay(銀聯)の受け入れ率は最近、デンマークで100%を達成し、スウェーデンとフィンランドでは地元加盟店の半数以上がUnionPay(銀聯)カードを受け入れている。
UnionPayアプリのユーザー数が1億5000万人を上回る中、中国本土以外では、中国人観光客を引き付けるためアプリを受け入れる加盟店が増えている。これまでのところ、UnionPayアプリのユーザーは本土以外の46の国・地域で、QRコード決済や非接触型決済など、UnionPayが提供するモバイル決済サービスを利用することができる。UnionPay QRコード決済は中国本土以外の20万超の加盟店で利用できる。香港とマカオだけでもRosedale Hotel、Metropark Hotelなどさらに5000の加盟店が今年からこのサービスをサポートしてきた。現時点では、香港とマカオにはUnionPay QRコード決済を受け入れる加盟店は1万4000超もある。
UnionPayモバイル決済ユーザー向け特別割引を提供する加盟店が増えている
今回のメーデー休日中、UnionPay(銀聯)カードホルダーに特別オファーを提供する加盟店には、国際空港、ショッピングセンター、歴史的なデパート、特徴のあるレストラン、レンタカー会社、ホテル、人気のある観光スポットがある。その中で、空港はUnionPay(銀聯)が特別オファーを提供している重要分野である。
メーデー休日中、中国内外の合計100の主要空港が、UnionPay(銀聯)カードホルダーに特別オファーを提供する。チェコ共和国、南アフリカ、インドの14の国際空港が今年初めて参加する。UnionPay(銀聯)カードホルダーは免税店での割引に加え、ニューヨークやサンフランシスコの空港でより安い料金でシャトルバスを予約したり、クアラルンプール空港でWIFIを借りたり、モスクワ空港のVIPラウンジに入場するなど、さまざまな特典をこれらの空港で楽しむことができる。
注目すべきは、UnionPayモバイル決済製品で支払いをする顧客には、はるかに多くの種類の加盟店が割引を提供しているということである。これらの加盟店は主に香港、マカオ、台湾、南太平洋、韓国、東南アジア、ロシアにある。そしてUnionPay QRコード決済の割引は、大規模免税店やブランド店で初めて利用できる。たとえば、韓国のShila Duty-freeやシンガポールのThomas Saboでは、UnionPay QRコードをスキャンして一定の金額を支払うUnionPayアプリユーザーに対して割引が適用される。
UnionPayモバイル非接触型決済で支払う顧客はトランジット区域やコンビニでも特典を楽しむことができる。例えば、旅行者はUnionPayモバイルQuickPass使ってMoscow AeroexpressやKaohsiung MRT(高雄メトロ)に乗車する時に割引を受けることができる。オーストラリアのWoolworths(ウールワース)スーパーマーケットや香港のCR VanguardでもUnionPay非接触型決済にその場で割引が受けられる。