【バルセロナ(スペイン)2019年2月27日PR Newswire=共同通信JBN】
*最も要求の高いアプリケーションシナリオ向けにエンタープライズクラスのストレージ効率性とパフォーマンスを提供
ファーウェイ(Huawei、華為技術)はMWC19期間中に、優れたパフォーマンス、総合的なエンタープライズクラスの特徴、そして高効率性を備えるエントリーレベルのOceanStor Dorado3000オールフラッシュストレージシステムと、ミッドレンジ・ハイエンドのOceanStor Dorado Non-Volatile Memory Express(NVMe)オールフラッシュストレージを発表した。このストレージはデータベース、Virtual Desktop Infrastructure(仮想デスクトップインフラストラクチャー、VDI)、Virtual Server Infrastructure(仮想サーバーインフラストラクチャー、VSI)やその他の要求を満たし、金融、製造、通信分野の顧客のデータセンターがオールフラッシュの時代へと進むことを促進する。
エンタープライズにとって、急速に進化するビジネスのニーズに対応するオールフラッシュストレージを採用してインフラの老朽化を防ぐことは極めて重要である。2016年にOceanStor Dorado V3オールフラッシュストレージ・シリーズを発表して以来、ファーウェイのオールフラッシュストレージは市場から幅広く受け入れられてきた。ガートナーの2018年第3四半期統計(注1)によると、ファーウェイは全世界のオールフラッシュ市場で最も高い収益の成長を達成した。ファーウェイのミッドレンジ・ハイエンドのOceanStor Dorado V3オールフラッシュストレージ(OceanStor Dorado5000 V3、OceanStor Dorado6000 V3、OceanStor Dorado18000 V3を含む)は業界で初めてNVMeアーキテクチャーを完全サポートする。NVMeはSolid State Drives(ソリッドステートドライブ、SSD)とホストシステムの間の素早いコミュニケーションを可能にし、レイテンシーの大きな低減を実現して高品質なデータサービスを顧客に提供する。ミッドレンジ・ハイエンドのOceanStor Doradoオールフラッシュストレージは最速のオールフラッシュストレージとして、業界をリードする0.3ミリ秒のレイテンシーを達成する。
27日に発表されたOceanStor Dorado3000 V3は業界をリードするFlashLink(R)技術を使い、ピーク時間帯においても安定的なパフォーマンスを可能にする。インテリジェントなマルチプロトコル・インターフェースチップは業界をリードする32Gbit/s FCと100GEフロントエンドプロトコルをサポートし、ファーウェイのインテリジェントなBaseboard Management Controller(BMC)はCPU、メモリーその他のコンポーネントを統一的に管理し、障害からの復旧時間を2時間から10分に短縮する。
総合的なエンタープライズクラスの特徴を備えるOceanStor Dorado3000 V3はグローバルウエアレベリングと特許を取得したファーウェイのアンチ・ウエアレベリング技術を使って堅ろうなSSDの信頼性を確保している。その革新的なRAID-TP技術は3基のSSDの同時障害に対応する。このゲートウエーフリーでアクティブ・アクティブ構成ソリューションにより、99.9999%の可用性を確実にする。それに加え、Converged Data Management(CDM)ソリューションはクラウド化されたゲートウエーフリーのDisaster Recovery(災害復旧、DR)ソリューションとバックアップ、クラウド上での秒レベルのサービス復旧を可能にする。サービスの高度な利用可能性は何重もの信頼性保護技術によって確保されている。
OceanStor Dorado3000 V3は業界をリードするインライン重複排除と圧縮技術を採用し、エネルギー消費、冷却、管理と保守の経費を削減し、OPEX全体を65%低減する。これにより、顧客は大規模にデバイスを展開しながら、経費を大きく下げることが可能になる。
それに加え、OceanStor Dorado3000 V3は既存サービスを変更する必要性なしで業界の300以上の主要ストレージデバイスと98%のITインフラに適合する。これにより、円滑なアップグレード、O&Mの簡便化、データセンター変革の加速を達成することに役立つ。
ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネス・グループ(Huawei Enterprise Business Group)のエンタープライズデータセンター・マーケティング&ソリューションセールス部門担当ディレクター、ウィリアム・ドン氏は「ファーウェイにはストレージ技術で17年の研究開発の経験がある。われわれはこの豊富な経験をエントリーレベルのOceanStor Dorado3000 V3を開発することに使い、パフォーマンスとスケーラビリティーを犠牲にせずに、手が届きやすいオールフラッシュプラットフォームからエンタープライズが恩恵を受けることを可能にしている。われわれは多くの産業の顧客が効率的なデータストレージ機能を構築するのを支援するためにオールフラッシュストレージを活用した。われわれは、ますます高まる顧客のストレージ要件を満たすために革新を続けるだろう」と述べた。
(注1)Gartner, Market Share, External Storage Systems, All Countries, 3Q 2018 Update
ソース:Huawei