【ビンズオン(ベトナム)2019年2月23日PR Newswire=共同通信JBN】世界の3大テレビブランドで大手家電メーカーのTCLは23日、ベトナムのビンズオン(ピンヤン)に同社の新たな総合製造基地を起工した。同基地は完成すれば、東南アジア市場の中国TVブランド工場全体で最大の完全一貫サプライチェーンを備えたデジタル製造施設となる。
この動きは、TCLの国際展開における地域製造ハブとしてのベトナムの戦略的位置付けを示す。また、同社のベトナム市場に対する長期的コミットメントの裏付けでもある。
新製造基地は敷地面積約7万3000平方メートルで、総額5356万米ドル(3億6000万人民元)超を投資する2段階の建設計画がある。第1期は投資額3719万ドル(2億5000万人民元)、TV生産能力は年間最大100万台となる見通しで、ドンナイ工場の現生産力の2倍になる。1637万ドル(1億1000万人民元)の追加投資で第2期建設が完成すれば、生産能力は年間最大300万台となる。
総合製造基地は高品質TVの需要増に対応し、ベトナム市場とフィリピン、タイなどの東南アジア市場の両方に商品を供給する。
総合製造基地の建設は、最近のインドでのTCL初の総合スマート製造工業団地建設に続く国際展開の一環で、ベトナム輸出産業の急速な発展の促進と現地労働人口に対する多数の雇用創出に役立ち、ベトナムの持続的経済発展に寄与し、ベトナムと他の国外消費者に高品質の商品とサービスを提供する。
TCLは1999年にベトナム市場に参入し、国際的な成功を同国内でも重ねた。ベトナムでは2018年、TCLの販売数量は前年比50%増加し、同国で現在、4番目のTVブランドである。
▽TCL Electronicsについて
中国を本拠とするTCL Electronics Holdings Limited(HKSE: 01070)は世界のTV業界3大メーカーの一角を占め、家庭電化製品の研究・開発、製造・販売に携わっている。TCL Electronicsは、そのスマート製品・サービスでユーザーに優れた体験を提供するスマートTVの総合エコシステムの構築を目指している。
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ソース:TCL Electronics
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