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UnionPay(銀聯)受け入れネットワークが174の国・地域に拡大

春節期間には最大30%OFFとなる独自優待も展開
海外の多くの地域で「UnionPay」のモバイル決済サービスを導入。
来るべき春節の海外旅行客の利用を見込む
UnionPay International
2019-01-25 17:00 1648

【上海2019年1月25日PR Newswire】

中国の春節(旧正月)も間近に迫り、多くの中国人が海外での年越しを検討する中、人気の中国のOTA(オンライン旅行会社)であるCtrip.comが最近発表した「2019年の春節休暇観光トレンド」によると、今年は700万人の中国人が春節休暇を海外で過ごそうとしており、この数字は過去最高となる。中国の別のOTA、glz.com.cn(広州広之旅旅行社のサイト)は航空券やホテルの予約状況から、中国人観光客の旅行先がさらに多様になっており、中南米、バルカン諸国、ラオス、ミャンマー等の国でもこれまでより更に多くの中国人観光客を受け入れる見込みだとしている。

海外旅行に行く中国人観光客のニーズに応えるため、銀聯国際(UnionPay International)は中国本土外でのカード決済受け入れ範囲を拡大し続けており、現在は174の国・地域で利用可能となっている。2018年下半期にはセルビア、モンテネグロ、ジャマイカ等最近人気が出始めた観光地などでも利用可能となっている。また春節前には、イギリス、ポーランド、ジョージアの加盟店でUnionPay(銀聯)のモバイル決済サービスが導入され、中国人観光客の決済の選択肢を増やし、多様化する決済へのニーズに応えた。

▽中国人海外旅行者に広範で多様な決済サービスを提供する為に

現在までUnionPay(銀聯)は中国本土外の2600万超の加盟店で受け入れられており、これは香港やマカオ、日本や東南アジア、ヨーロッパといった従来の人気観光地に加え、最近人気の出始めた観光地をもカバーしています。

中国人観光客に最近人気の中南米を例に挙げると、UnionPay(銀聯)は14の国・地域で受け入れられている。アルゼンチンでは「RED LINK」ネットワークを介したATM全台でUnionPay(銀聯)カードが利用可能となり、同国のATMにおけるUnionPay(銀聯)のカバレッジは60%を突破、またジャマイカではJamaicaジャマイカ商業銀行と提携し、同国内小売店におけるUnionPayカードの決済カバレッジは小売店の70%に到達した。キューバではUnionPay(銀聯)はほとんどすべてのATMとPOS端末で、パナマではほぼすべてのATMで、メキシコではATMの約90%以上でUnionPay(銀聯)カードが利用可能となっている。

中国人観光客の決済習慣における変化に対応する為、UnionPayの従来の決済の他モバイル決済サービスを受け入れる国・地域は増え続けており、中国人観光客の注目を集めている。現在、「UnionPay(銀聯)」アプリのユーザーは、世界中の46の国・地域でQRコード決済を含むUnionPayモバイル決済サービスを享受することができる。

12月に開始したUnionPayアプリによる QRコード決済が可能な店舗は中国本土以外でも20万店に拡大した。最近ではフィリピン、フィジー、ジョージアでも利用可能となった。アメリカではCITCONとの提携により中国人観光客や留学生、現地華人にも人気の地元ショッピングモール・アウトレット、レストラン、スーパー等の店舗で導入、またタイではキャンパス、レンタカー、ヘルスケアストア等より幅広い店舗で、オーストラリアでは大手ドラッグストアのAumakeの全店舗で利用できる。

またイギリス、ポーランド、ケニアのホテル、レストラン、小売り店ではUnionPay(銀聯)の非接触型決済ソリューションであるUnionPayモバイルQuickPassが利用可能となっている。

▽春節期間に、中国人観光客に独自優待でよりお得な楽しみ方を

春節期間の到来に伴い世界30の国・地域の小売店は中国人旅行客を対象とした特別優待を企画しており、UnionPay(銀聯)カード会員は数万店にのぼる加盟店で最大30%オフの特別優待を利用することができる。

例えば東京の松屋銀座ではUnionPay(銀聯)カードで一定額以上の利用をした会員に対しお得なクーポンをプレゼント。シンガポールでは、UnionPay(銀聯)カードでセントーサケーブルカーの往復乗車券を購入した顧客に対しチケット料金が15%割引となる優待を行っている。

また現在51の国と地域で1億枚超のUnionPay(銀聯)カードが発行されているが、今年の春節期間中には上海のWagasや上海ビレッジなどの多くの中国本土のショッピング・外食店舗でも中国を訪れる海外のUnionPay(銀聯)カード会員に対し特別優待を提供する。

UnionPayではモバイル決済の利用に対しても特別優待を提供している。日本の東京・大阪など7都市に店舗を構えるラオックスの指定の35店舗ではUnionPay(銀聯)アプリの利用で最大2000円の割引優待を行っている。ニュージーランドのAWPLの店舗やオーストラリアのスーパーマーケット、WoolworthsではUnionPayモバイルQuickPassで一定額を支払う顧客に対しその場で割引優待を提供する。

更に、UnionPay(銀聯)カードなら44の国・地域の30万超の加盟店でショッピングの際に支払ったタックスリファンドを申請することができる。銀聯国際(UnionPay International)は従来の空港、港湾でのサービスに加え、フランス、イギリス、イタリアなど14カ国の繁華街でのアーリータックスリファンド(早期税金還付)サービスも提供している。

ソース: UnionPay International